国立大学法人 岡山大学

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瀬戸内市と薬学部との連携協力に関する協定を締結

2023年03月09日

 本学薬学部は3月7日、瀬戸内市と薬学に関する分野に関する連携協力協定を締結しました。
 本協定は知的・人的資源の交流及び活用と、地域の医療・保健・福祉の発展に寄与することを目的としており、薬学部と瀬戸内市は今後3年間、地域に根ざした薬剤師養成や高齢者医療に対応した在宅療養支援といった活動に協働で取り組んでいきます。
 同日、瀬戸内市役所で実施した調印式には、武久顕也瀬戸内市長、狩野光伸薬学部長、学術研究院医歯薬学域(薬)の名倉弘哲教授らが出席しました。名倉教授が協定の概要を説明したのち、武久市長、狩野学部長が協定書にサインし、記念撮影を行いました。武久市長は「子ども、お年寄りの個食をさけ、コミュニケーションの機会になればと『食の幸せプロジェクト』を始める。医食同源、薬食同源という言葉もあるので、薬学部の学生さんと、コミュニケーションの機会を作っていきたい。新しい価値を生み出す機会にしたい」とあいさつしました。また、狩野学部長は「薬学は体と物質のつながりを扱う学問。それが故、これまで地域という現場で何が問題となっているかを知る機会に乏しかった。今回の協定を通じてモデルとなるような活動を展開し、全国的に波及するような取り組みを生み出していきたい」と、抱負を述べました。
 薬学部は今後も、有する資源を活用し、薬学分野における教育研究・地域活性化に取り組んでいきます。

連携項目
(1)人材の交流・育成に関すること
(2)学術・教育・研究に関する地域振興に関すること
(3)在宅医療・救急災害医療などの地域医療の発展に関すること
(4)その他甲及び乙が協議し、必要と認める事項

【本件問い合わせ先】
薬学部救急災害薬学 教授 名倉弘哲
TEL:086-235-6580

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