本学は3月16日、今年度２度目の「岡山大学学会賞等受賞者表彰 表彰状授与式」を津島キャンパス本部棟で行いました。
　本表彰は、学会などが制定する賞を受賞した学生について、それを高く評価し、顕彰することを目的とするもので、今回は昨年9月の授与式に続き、自薦・他薦の学生22人を表彰しました。
　舟橋弘晃理事（教学担当）・総括副学長が、各被表彰者に表彰状を手渡し「今年度9月の表彰に続き、今回22人の方を表彰することになりました。コロナ禍で、3年に及ぶ制約された環境の中で、皆さんがそれぞれに素晴らしい成果を出されたことに敬意を表します。本学は今年度から始まった第4期中期目標で、『変容し続ける先駆者』の養成を共通の目標に掲げています。皆さんが他の学生さんを引っ張って、またそれぞれの分野で先駆けてますますご活躍いただくことを期待しています」と激励の言葉を述べました。
　また、表彰状を授与された学生を代表して、大学院自然科学研究科博士前期課程（電子情報システム工学専攻）2年の日室雅貴さんは「この場に立たせていただいていることをとても誇らしく思います。私が国際会議でBest Student Paper Awardを受賞した論文は、スマートフォンやパソコン、自動車などで生じる電磁ノイズからの情報漏洩に関する研究成果を発表したものです。電磁ノイズと情報漏洩の両方を事前に予測するものであり、現実的な予測時間で十分な予測精度を得ることに重点を置きました。予測モデルを構築するにあたり、何度も壁にぶつかりましたが、指導教員の先生方にさまざまな助言をいただき感謝しています。4月から博士後期課程に進学しますが、今後も、この受賞におごることなく、真摯に自身の研究と向き合い、一人の研究者として成長できるよう、研鑽を重ねていきたいと思います」と謝辞を述べました。
　本学では、9月（10月）と3月の年2回、本表彰を行っています。

※被表彰者一覧は、こちらをご覧ください。

【本件問い合わせ先】
学務部学生支援課
TEL: 086-251-7176