国立大学法人 岡山大学

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おかやま自動車要素技術共創コンソーシアム(ACCEL)で スタートアップ企業とのマッチングイベントを開催しました

2023年05月25日

 おかやま自動車要素技術共創コンソーシアム(ACCEL)(事務局:岡山大学)は5月11日、総会併催イベントとして「スタートアップ企業とACCEL会員とのマッチングイベント」を開催しました。
 本イベントでは、日本の保安基準を満たした高性能な電動キックボードを独自開発したことで注目されている岡山発のスタートアップ企業SMZ株式会社(岡山市北区、代表取締役CEO:清水正輝氏)をお招きし、ACCEL会員企業・大学、支援機関等との意見交換を行いました。これまでACCELでは、大学等高等教育機関と、自動車関連企業との間での共創活動を進めてきましたが、今後は異業種企業とのコラボレーションにより、自動車要素技術を活かしたオープンイノベーションを更に加速していくために、本イベントを企画しました。
 約40人が参加し、冒頭、清水代表取締役より、同社の成り立ちや今後の展望についての紹介と、電動キックボードの開発・製造等に係る岡山県内のものづくり企業との協業提案がありました。意見交換では、ACCEL会員企業や大学から、電動キックボードの将来性や協業提案内容についての質問が相次ぎ、活発な議論が行われました。意見交換終了後、屋外で同社が開発した電動キックボード二台の試乗会を行い、イベントは盛況のうちに幕を閉じました。
 ACCELでは、今回のイベントをきっかけに、県内のスタートアップ企業との交流を図る場を増やしていく予定です。

※SMZ株式会社
 2021年12月設立。次世代電動モビリティメーカー「VERACITY」を運営。VERACITYは2022年8月、走行性能や安全性を高め実用性に特化した高性能電動キックスクーター「VX50 / VX125」の二機種を応援購入サイトMakuakeにて先行予約販売を実施し、2,300万円以上の応援購入を獲得。同年10月には(株)ちゅうぎんキャピタルパートナーズを引受先とする第三者割当増資を実施した。
SMZ株式会社
VERACITY

※おかやま自動車要素技術共創コンソーシアム( ACCEL :アクセル)
 岡山県において、自動車軽量化及び部品加工高度化等の自動車要素技術に関する共同研究を目指す多くの企業・研究者が参画し、様々な連携による共同研究の促進を図る「共創の場」として、岡山県の「大学と連携した地域産業振興事業」の一環として立ち上げたコンソーシアム。産・学・官連携により岡山県内中小企業の技術開発力、企画提案力を飛躍的に向上させ、自動車産業の発展と経済の好循環を目指す。

【本件問い合わせ先】
岡山大学 研究推進機構
TEL:086-251-8463
E-mail:kikou◎adm.okayama-u.ac.jp
※メールを送信する際は、◎を@に置き換えてください。

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