本学の那須保友学長が、地域の中小企業をサポートする独立行政法人中小企業基盤整備機構(以下「中小機構」)の「中小企業応援士」に選ばれ、6月22日、本学を訪問した同機構の松尾一久中国本部長から感謝状及び委嘱状を手渡されました。
「中小企業応援士」は、中小機構が中小企業や小規模事業者の活躍及び地域の発展に顕著な功労のあった各地の経営者や地域支援機関の代表者らを選び、委嘱する制度で、令和元年度に創設されました。
那須学長は、自身でベンチャー企業を立ち上げた経験や、副学長時代に「岡山大インキュベータ」の活用促進などで地域経済に貢献したことが評価され、今回の選任につながりました。中小企業応援士に国立大学の学長が選ばれるのは、全国で初めてとなります。
那須学長は、「岡山大学として企業との共同研究やDX化の促進に協力し、これまでの経験を生かしてよりいっそう地域企業の発展に貢献していきたい」と今後の意気込みを語りました。また、松尾本部長は、「地方の企業を支援するひとつの方法として、岡山大学と一緒に良い支援事例をつくっていきたい」と話しました。
※独立行政法人中小企業基盤整備機構(中小機構)とは
中小機構は、事業の自律的発展や継続を目指す中小・小規模事業者・ベンチャー企業のイノベーションや地域経済の活性化を促進し、我が国経済の発展に貢献することを目的とする政策実施機関。
※中小企業応援士とは
「中小企業応援士」は、中小機構が令和元年度より開始した取り組みで、中小企業・小規模事業者の活躍及び地域の発展に顕著な功労のあった各地の経営者の皆様や地域支援機関の方々に対して「中小企業応援士」を委嘱し、当機構とともに地域経済の発展と中小企業・小規模事業者の活躍を目指すこととしている。
【本件問い合わせ先】
研究協力部産学連携課
TEL:086-251-7151
那須学長が国立大学学長としてはわが国初の「中小企業応援士」に選ばれました
2023年06月27日