Clarivate Analytics社(旧トムソン・ロイターIP&Science)が発表した高被引用論文著者リスト(Highly Cited Researchers)2023年版において、本学資源植物科学研究所植物ストレス学グループの馬建鋒教授と山地直樹准教授が選出されました。馬建鋒教授は2015年版から9年連続、山地直樹准教授は通算8回目の受賞という快挙となります。
馬教授、山地准教授は、植物の生育に不可欠な各種ミネラルの輸送メカニズムを数多く解明し、「植物・動物学/ Plant & Animal Science」分野において、世界で最も影響力のある科学者として、国際的に高く評価されました。
毎年世界で注目されている本リストでは、自然科学と社会科学の21分野において、2012年から2022年の11年間に世界中で信頼性の高い学術ジャーナルに掲載された全論文のうち、引用された回数が非常に高い論文を発表した約7,000人の各国の著名な研究者が選出されています。引用数が顕著に高い論文は、科学コミュニティが意義深く有益であると判断した一つの目安となるため、これらの研究者は後続の研究に大きな影響を与えているといえます。今年から選考方法が変更になりましたが、馬教授、山地准教授ともに引き続きの受賞となりました。
馬教授は受賞を受け、「9年連続選出され、とてもうれしく思います。今後も地道に頑張っていきたいと思います」とコメントしています。
本学は2023年7月に7つの「岡山大学最重点研究分野」を制定しており、農作物・植物科学分野もその一つです。馬教授、山地准教授は本学の強みである同分野の確立に寄与しており、域中核・特色ある研究大学としての本学の発展へさらなる活躍が期待されています。
◯2023年版Highly Cited Researchers受賞者一覧はこちら
◯クラリベイト世界最高峰の研究者を選出 高被引用論文著者リスト2023年版発表(クラリベイト・アナリティクス・ジャパン株式会社Webサイト)
【本件問い合わせ先】
資源植物科学研究所 教授 馬 建鋒
TEL: 086-434-1209
資源植物科学研究所の馬教授、山地准教授が2023年版の「世界で最も影響力のある科学者」に選出!
2023年11月22日