国立大学法人 岡山大学

LANGUAGE
ENGLISHCHINESE
MENU

男子アイスホッケー部が中四国大会で優勝!2年連続インカレ出場へ!

2023年11月30日

 11月17~19日に、ひろしんビックウェーブスケートリンク(広島市)にて、「第39回中四国学生アイスホッケー大会」が行われ、本学の男子アイスホッケー部が、優勝を果たしました。本大会には中四国の7大学が出場し、トーナメント戦で勝敗を競い、優勝したチームがインカレファーストディビジョンへの出場権を獲得します。昨年度、同部は他大学に大差をつけ圧勝し、優勝を成し遂げ、インカレへの出場権を獲得しました。今年度は、「中四国連覇」を目指してチーム一丸となって日々練習に励んできました。
 迎えた本番、第1試合では鳥取大学と対戦し9-0で勝利、第2試合では島根大学と対戦し10-1で勝利を収め、決勝へと駒を進めました。そして、緊張の中迎えた愛媛大学との決勝戦。第1ピリオドでは練習通りのプレーができず、相手に先制点を奪われ、続けてもう1点を失点。続く第2ピリオドでは選手同士で励まし合い、練習通りのプレーを心がけて挑みましたが、3人同時ペナルティという苦しい展開。ペナルティが出ると2分間試合に出られないことも影響して、チームの勢いが失速し、相手にもう1点を許してしまいました。チーム全体が不穏な空気に包まれる中、監督やコーチから激励の言葉が選手たちの闘志に火をつけ、第2ピリオド残り1分で、山本青樹さん(グローバル・ディスカバリー・プログラム1年)が1点を奪取。チームの雰囲気が一変し、いつもの明るさを取り戻しました。もう後がない第3ピリオド。どうにか追いつこうと全力でゴールに向かい、山本晴留さん(工学部3年)が1点、さらに終了1分前に1点追加し、試合終了まで残り1分で、3-3の同点。息を飲む試合展開に、チーム全体が一気に盛り上がり「もう1点取ろう!」という強い思いで団結。そして、待望の瞬間が訪れました。試合終了まで残り10秒。山本晴留さんが相手からパックを奪い、そのままゴールに猛進し、キーパーめがけてシュート。はじいたパックをブザーとほぼ同時に小島世登さん(工学部4年)が丁寧にたたきブザービーター!逆転優勝を手にしました。
 今回の結果を受けて、小島さんは「4年間続けた最後の集大成の年に中四国大会を『ブザービーター』で逆転優勝という形で終えられて非常に嬉しく思います。この結果に満足せず、全国大会に向けてチーム一丸となって最後まで気を引き締めて頑張っていきたいです。応援よろしくお願いします」と話しました。また、キャプテンの鈴木淳平さん(文学部4年)は「今年度は『中四国連覇』という目標を掲げて、春から取り組んできました。その中で選手各々が持てる力を十分に発揮し、さらには監督やコーチ、応援してくださったOB、OGや保護者の方々、全ての方の支えがあったからこそつかみ取れたものが今回の結果だと思っています。部員一同感謝の気持ちを忘れることなく、この先の舞台でも今回の経験を活かして奮闘していきます。応援よろしくお願いします」と話していました。
 また、本大会の優秀選手に贈られるベスト6に、フォワード部門では、山本晴留さん・鎌田和希さん(グローバル・ディスカバリー・プログラム2年)・山本青樹さん、ディフェンス部門では鈴木淳平さん、ゴールキーパー部門では笠凌介さん(法学部4年)が選出されました。
 本大会に向けて「チーム全員でホッケーをする」ということを意識して日々練習に取り組んできました。その結果、監督、コーチ、選手、マネージャー全員がチーム一丸となり逆転優勝をつかむことができました。決勝戦は会場中を歓喜に包み、多くの人に感動を与え、ホッケーの面白さ、楽しさを証明できたと思います。同部はこれからも慢心せず努力を重ね、更なる目標へと進んでいきます。彼らのインカレでの活躍に期待しましょう!

☆大会成績☆

vs鳥取大学9-0
vs島根大学10-1
決勝vs愛媛大学4-3

【本件問い合わせ先】
学務部学生支援課
TEL:086-251-7179

年度