国立大学法人 岡山大学

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学生起業家の登竜門として知られる「キャンパスベンチャーグランプリ」の中国大会で、本学学生が最優秀賞を含む5つの賞を受賞!

2024年01月19日

 “学生起業家の登竜門”として知られているキャンパスベンチャーグランプリ(CVG)の中国大会において、工学部2年の崎本知椰さんが最優秀賞を、大学院環境生命自然科学研究科博士前期課程1年の山内翔斗さん・福村徹さんのグループ、工学部3年の大西一碧さんがそれぞれ優秀賞を、大学院環境生命自然科学研究科博士前期課程1年の赤栩拓郎さん・渡邊崚さん・米原悠人さんのグループが特別賞を、大学院環境生命自然科学研究科博士前期課程1年の後藤直毅さん・澤田海さんのグループが奨励賞を受賞し、1月17日に広島市中区のリーガロイヤルホテルで表彰式が開催されました。
 最優秀賞を受賞した崎本さんは「日本ミツバチによる資源回収と高付加価値化」というテーマで提案。約5分間の発表のなかで、原子力災害で利用できなくなった場所を日本ミツバチによって有効活用できないかとの思いからビジネスとして成り立たせる内容までを語りました。また、このプランを全国の活用しにくい身近な自然にも拡大していくことで事業として成り立たせ、福島に新たな文化を創出したいと今後の展望を語りました。受賞を受けて崎本さんは「優勝できて本当にうれしいです。ビジネスコンテストに出るのは初めてで、中国大会ではたくさんの良い経験を積めました。いただいたアドバイスを参考に、全国大会では悔いの残らないよう頑張ります」とコメントしました。最優秀賞を受賞した崎本さんは2月27日に東京都千代田区の霞山会館で行われる全国大会に出場する予定です。
 キャンパスベンチャーグランプリ中国大会は、中国地方の大学院、大学、高等専門学校、短期大学、専門学校などに在籍する学生を対象にビジネスプランを募集、審査、表彰する事業です。今年度は15校から計99件の応募があり、入賞した10件のうち5件が本学学生の応募したテーマでした。なお、山内さん、福村さん、赤栩さん、渡邊さん、米原さん、後藤さん、澤田さんは大学院環境生命自然科学研究科の講義「高度創成デザイン」を履修し、講義の一環として発案したビジネスプランを本コンテストに応募したものです。
 本学では学生によるイノベーションの促進、研究シーズの社会実装、新事業の創出を図るため、起業に向けた取り組みを積極的に支援しています。詳しくは岡山大学ベンチャーサポートポータルサイトをご覧ください。

○キャンパスベンチャーグランプリ中国大会 最終審査会結果(本学関係分)
・最優秀賞(中国経済連合会会長賞) 工学部2年 崎本知椰さん「日本ミツバチによる資源回収と高付加価値化」
・優秀賞(このまち思い広島ガス賞) 大学院環境生命自然科学研究科博士前期課程1年 山内翔斗さん・福村徹さん「空き家学生リフォーム事業」
・優秀賞(エネルギア中国電力賞) 工学部3年 大西一碧さん「高校生と研究者をつなぐAcaridge」
・特別賞(日刊工業新聞社賞) 大学院環境生命自然科学研究科博士前期課程1年 赤栩拓郎さん・渡邊崚さん・米原悠人さん「買い物アプリMono Mapの提案」
・奨励賞 大学院環境生命自然科学研究科博士前期課程1年 後藤直毅さん・澤田海さん「衣類レンタルサービス」

【本件問い合わせ先】
岡山大学イノベーションマネジメントコア(IMaC)ベンチャー支援フィールド
E-mail:start-up1◎adm.okayama-u.ac.jp
※@を◎に置きかえています。

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