本学国際センターは,8月25日(火)に「ベトナム国ダラット大学における日本語教育に関する報告会」を開催しました。
本学は,平成20年9月より,大学間交流協定締結校であるベトナム国ダラット大学東洋学部日本語学科へ,国際センター片山敬子助教を派遣し,ベトナム人学生に対する日本語教育を実施しています。このたびの報告会は,片山助教の一時帰国の機会を利用し,本学関係者,日本語教育に関心を有する学生等を対象に開催されたもので,田中宏二企画・総務担当理事,佐藤豊信教育・学生担当理事をはじめ,学内外から約30名が出席しました。
報告会では,ベトナム国全体における日本語学習に対する熱意の高まりや日本語教育の現状が発表され,ダラットでの生活状況等日常生活についても報告がありました。また,この報告会にあわせて招へいしたカウンターパートであるベトナム人日本語教師・Nguyen Cao Luyen氏から、ダラット大学日本語学科における今後の課題や日本語が使える人材育成の必要性,企業のニーズに関する最新情報が紹介されました。質疑応答では,参加者から活発な質問が相次ぎ,有益な情報交換の場となりました。
本学では,今後も引き続きダラット大学の日本語教育に関する支援を行い,より一層の協力体制を構築するとともに,同大学・同国における人材育成の発展に寄与していくこととしています。
文責:学務部国際課
ベトナムでの日本語教育に関する報告会を実施
2009年09月02日