4月13日、教育学部附属中学校で一般社団法人ファジアーノ岡山スポーツクラブによる部活動サポートが始まりました。
　本学とファジアーノ岡山スポーツクラブは、2023年3月にそれぞれの有する人的・施設等資源の相互利用を通じて、地域活性化ならびに両者の一層の発展に資することを目的とした包括的な業務連携・協力に関する協定書を締結しています。その一環として附属中学校サッカー部を対象とした休日部活動サポート契約が締結されました。
　文部科学省が策定した「学校部活動及び新たな地域クラブ活動の在り方等に関する総合的なガイドライン（2022年12月）」では、学校部活動の地域連携の推進や地域クラブ活動への移行に向けた環境整備の進め方などが示されており、休日の部活動から段階的に地域に移行させ、これにより学校の働き方改革を推進し、学校教育の質も向上することが期待されています。
　当日は、サッカー部員17人が、プロの指導者から練習時の心構えや1対1の守備の仕方といった実技指導を受けました。最初は緊張した様子でしたが、緊張がほぐれるにつれ大きな声も出はじめ、笑顔でプレーしていました。
　指導を受けたキャプテンの渡辺貴之さん（3年）は「ボールを使わないメニューもあり新鮮でしたし、高いレベルの指導を受けて充実した練習ができました。平日の練習にも生かしていきたいです」と感想を述べました。
　附属中学校では、サッカー部での状況を踏まえ、他種目でもサポート委託を検討することにしており、さらなる生徒のスポーツ機会の確保と教員の働き方改革に取り組んでまいります。


【本件問い合わせ先】
教育学部附属中学校事務室
TEL：086-272-1782