国立大学法人 岡山大学

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産学官連携によるデジタル技術を活用したイノベーションの創出に向け「おかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム」(OI-start)を設立

2024年06月07日

 本学と岡山県は5月31日、県内企業、大学等の研究者及び学生が組織・分野の枠を超えて連携し、先端デジタル技術を活用したイノベーション(デジタルイノベーション)の創出に取り組む「おかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム」(OI-Start)の発足会を本学津島キャンパスで開催しました。
 このプラットフォームは、岡山県が「産学イノベーション創出支援事業」の一環として、本学を事務局として設置するもので、デジタルイノベーションの創出とその実践を通じてデジタルイノベーションに貢献する人材を育成することで、県内の企業等の生産性や魅力の向上、若者の県内定着・還流の推進を図ることを目的としています。
 OI-Startでは、本学津島キャンパスに会員が利用できる「オープンラボ」を開設するほか、会員企業・大学等によるプロジェクトを形成し、デジタルイノベーションの創出に向けた活動を行います。また、学生・会員間の交流イベントやワークショップ・セミナー・勉強会などさまざまな活動を展開していく予定です。
 発足会には会員企業・大学・自治体などから、約200人が来場しました。発足会では、三村聡地域共創・ベンチャー担当副理事が「このプラットフォームを産学官金言のみなさんが自由闊達に意見交換できる場としたい」とあいさつした後、会長を務める野上保之学術研究院環境生命自然科学学域教授がOI-Startのビジョンと活動内容について紹介し、「地域や社会のありたい姿を実現し、若い世代とともに未来の岡山を創出していきたい」と意気込みを述べました。
 経済産業省中国経済産業局によるキックオフトーク、参画大学等(津山工業高等専門学校、岡山県立大学、倉敷芸術科学大学、中国職業能力開発大学校、岡山理科大学、本学)の研究者によるシーズ発表があった後、第一部の締めくくりとして本学の那須保友学長が登壇。「事務局として、岡山の発展に全力を尽くしたい」と話した後、岡山県立大学デザイン学部の舩山俊克准教授によるOI-Startのロゴマーク案を披露しました。
 第二部として、会員企業・大学研究者・学生らがシーズや事業などについて紹介するポスターセッションと情報交換会を実施し、来場者は出展者と熱のこもった議論を交わしました。閉会にあたっては岡山県産業労働部の宮本由佳部長が「岡山県としても全面的にOI-Startの運営を支援していく」旨あいさつし、発足会は盛況のうちに幕を閉じました。

※OI-Startは随時会員を募集しています。ご関心がおありの企業・自治体等の方は以下をご参照ください。
https://oistart.okayama-u.ac.jp/


【本件問い合わせ先】
おかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム 事務局
TEL:080-7178-7277、090-7185-8436
E-mail:oi-start◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。

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