国立大学法人 岡山大学

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佐藤法仁副理事・副学長・上級URAが日本工学アカデミーの会員に選出~岡山県で唯一、URA職としてはわが国初~

2024年12月06日

 11月14日、本学の佐藤法仁副理事(研究・産学共創総括担当)・副学長(学事担当)・上級URAが、公益財団法人日本工学アカデミー(事務局:東京都千代田区、代表:安西祐一郎会長、英略:EAJ)の会員に選出されました。
 EAJは、1987年に工学・科学技術全般の発展に寄与する目的で設立された産学官の指導的技術者の団体です。産学官の工学系トップ研究者のみならず、関係する政策や経営等のリーダーらも参画するわが国の産業や科学技術・イノベーションの要となるアカデミーであり、国際工学アカデミー連合(CAETS)の一員でもあります。佐藤副理事・副学長・上級URAは、これまで歩んできた産学官における多様なキャリアの実績、業績等が高く評価され、会員に選出されました。佐藤副理事・副学長・上級URAは岡山県で唯一のEAJ会員であり、URA(リサーチ・アドミニストレーター)職として会員に選出されたのは、わが国初となります。
 今回の会員の選出ついて佐藤副理事・副学長・上級URAは、「このたびの日本工学アカデミーの会員への選出について、関係者の皆さまに厚く御礼申し上げます。産学官の第一線で活躍されているわが国を代表する工学者、ならびに関係する経営者や技術者、政策者などの素晴らしい方々のコミュニティに属することを大変光栄に感じます。EAJが掲げる『未来社会を工学する(Engineer the Future)』というスローガンは、私たち大学においても基礎研究の推進、専門人材の育成・輩出、そして社会との共創という点などにおいても相通じるスローガンと考えます。今後、自身の経験と知識をもとにEAJの目指す未来社会に貢献し、かつ本学を含めた大学・研究機関等のさらなる活性化に邁進したいと思います」とコメントしました。
 また本学の那須保友学長は、「佐藤副理事・副学長・上級URAが日本工学アカデミーの会員に選出されたこと、それも岡山県でただ1人、URA職としてはわが国初という点において、本学としてとても誇らしく感じます。わが国で活躍するURA職の皆さんには勇気づけられることだとも思います。岡山県下唯一の国立大学法人として、EAJの会員に選出される人材の育成・輩出も地域中核・特色ある研究大学J-PEAKSとして重要な点と認識しています。佐藤副理事・副学長・上級URAは、本学の各系統の技術職員を取りまとめた技術統括監理本部の技術副総監、教育研究系技術職員の組織である総合技術部の本部長も務めており、技術職員の『高度化』を力強く先導しています。今後、技術職員からEAJの会員に選出される高度な専門人材の育成・輩出にも尽力してもらいたいと思います。そのための大学としての必要な支援も学長として責任を持って行いたいと思います」と、本学のみならず岡山県域における工学者、技術職員等の人材育成・輩出の強化についても述べました。
 本学は「研究ファースト」を掲げる研究大学として、既存概念にとらわれない組織・制度改革を推進しており、研究ポリシーにおいても技術職員を研究者の対等なパートナーとして位置付け、さまざまな「高度化」を推進しています。今後、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学として、EAJの活動とも連携するとともに、佐藤副理事・副学長・上級URAに続く高度な専門人材の育成・輩出に取り組みたいと思います。今後も岡山大学の絶え間ない挑戦とそれを担う技術者らの活動にどうぞご期待ください。


【本件問い合わせ先】
岡山大学研究力・イノベーション創出強化実現会議
(担当窓口:研究・イノベーション共創管理統括部研究協力課)
TEL:086-251-8442
E-mail:innovation◎adm.okayama-u.ac.jp
    ※@を◎に置き換えています
研究・イノベーション共創機構HP

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