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異分野基礎科学研究所の菅倫寛教授が光科学技術研究振興財団の「第7回 晝馬輝夫 光科学賞」を受賞!

2025年02月04日

 本学異分野基礎科学研究所の菅倫寛教授が1月29日、公益財団法人光科学技術研究振興財団の「第7回 晝馬輝夫 光科学賞」を受賞しました。同賞は、日本の光科学の基礎研究や光科学技術の発展に貢献する研究において、独自に独創的な研究業績をあげた研究者に授与するものです。晝馬輝夫氏は元浜松ホトニクス会長で、光科学技術の基礎と応用への先見性に優れ、ノーベル賞を受賞した小柴昌俊氏や梶田隆章氏のニュートリノ研究をカミオカンデの大型光電子倍増管開発で支えてきたことで有名です。
 菅教授の「光合成に関わる水分解・酸素発生触媒の構造と機能の研究」に対して、太陽光を用いて自ら水素を得るクリーンエネルギー技術の進展に資することが高く評価され、また、今後の生命科学の進展に大きく貢献することが期待されて、晝馬輝夫 光科学賞が授与されました。菅教授は3月4日に開催される授賞式にて受賞講演を行う予定です。
 菅教授は受賞を受け、「このたびは名誉ある賞を頂き大変うれしく思います。自分の興味のあることを毎日スタッフや学生とコツコツと研究しています。好きなことをライフワークにできる研究者を続けてきて良かったと思います。その一方で今回の受賞を支えてくれた多くの共同研究者、研究室のスタッフ、学生には感謝しきれません。これらかも良い研究ができるように精進してまいります」とコメントしています。

<参考>
公益財団法人 光科学技術研究振興財団

【本件問い合わせ先】
異分野基礎科学研究所
教授 菅 倫寛 
TEL:086-251-7877

年度