国立大学法人 岡山大学

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那須学長がベンガル・グローバル・ビジネス・サミットに参加し、シスター・ニヴェディター大学(インド)と大学間協定を締結

2025年02月13日

 2月5、6日にインド西ベンガル州コルカタ市で開催された第8回ベンガル・グローバル・ビジネス・サミット(BGBS)に、那須保友学長が出席しました。これは西ベンガル州政府が毎年開催する主要なサミットであり、地域内および世界中の多くの国から政策立案者、ビジネスリーダー、ビジネス代表団、起業家、学者、研究グループを集め、戦略的なビジネス提携を構築するとともに、新時代の産業エコシステムとイニシアチブについて学ぶことを目的としています。会議では、全体会議、主要セクターのセクター別セッション、地域内の選ばれた国や地域との個別セッション、ビジネスネットワーキングセッションが行われました。
 那須学長は、Session : Transformative Education : Positioning Bengal as the education hub of South AsiaおよびJapan Session – Theme : Japan Supports West Bengal’s Drive for Human Resource Development & Business Growthにおいて、岡山大学インド感染症共同研究センター、本学も含めた岡山地域における持続可能な開発のための教育(ESD)や持続可能な開発目標(SDGs)に関わる活動、国連貿易開発会議(UNCTAD)との連携などについてプレゼンを行いました。那須学長は、「岡山地域では、教育機関や自治体がSDGsという共通項のもとに、同じ方向を向いてさまざまな活動をしている。次世代の若者たちが、私たちや私たちの将来にとって非常に重要である」とプレゼンを締めくくりました。
 また、本サミットに合わせて、シスター・ニヴェディター大学(SNU)と本学大学院ヘルスシステム統合科学研究科との部局間協定を大学間協定に格上げし、サミットにおいて調印式を行いました。調印式には、Binod Kumar, IAS 西ベンガル州学校・高等教育部門事務次官、SNUのDhrubajyoti Chattopadhyay副総長及びSuman Chatterjeeレジスター、本学からは那須学長に加え、妹尾昌治岡山大学名誉教授(元ヘルスシステム統合科学研究科長)が出席し、協定書を交わしました。大学院ヘルスシステム統合科学研究科とSNUは、2019年3月の協定締結以降2020年2月には科学技術振興機構の「さくらサイエンスプラン」によりSNU関係者が本学に来学するなど、活発な活動を展開しています。
 このたび当地における大規模なサミットに参加し、SNUと新たに大学間協定を締結したことを機に、今後も同大との交流を発展させるとともに、文部科学省が推進するグローバル・サウスの国々との大学間交流形成の中でも注目されるインドの大学との交流を推進し、学生や教職員の交流を通じて両国の教育・研究のさらなる発展に貢献してまいります。

【本件問い合わせ先】
国際部国際企画課
TEL: 086-251-7036

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