国立大学法人 岡山大学

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「光創ネクサス」第1回ミーティングを開催 ―光でつながる知と未来:異分野融合を目指す研究拠点

2025年06月27日

 本学は6月19日、「光」を反応・分析・診断・操作などの研究手段として用いる多様な分野が連携して、新たな研究テーマや応用展開を生み出す場として「光創ネクサス」を立ち上げ、第1回ミーティングを共創イノベーションラボ(KIBINOVE)で開催しました。学内の教員を中心に、URA、コーディネーター(産学連携、学術研究)、OU-SPRING生など約30人が参加。本拠点は、異分野融合と研究拠点形成を志向した新たな取り組みとして、物理・化学・生物・医療・情報などの多様な研究分野で活躍する研究者が参加し、「光」を共通の研究ツールとすることで革新的な研究の創出を目指しています。
 ミーティングでは冒頭、世話人を務める学術研究院先鋭研究領域(異分野基礎)の三澤弘明特任教授と、学術研究院環境生命自然科学学域(工)の福田伸子教授が、「光創ネクサス」の設立趣意とビジョンを語りました。
 続いて、参加者がこれまでの研究キーワードや現在進行中の研究、関心のある研究領域について、4分間で紹介し合う「ショートプレゼン」を行い、分野横断的な相互理解とネットワーク形成に向けたアクションを開始しました。出席者からは「光に関する専門性の違いや多様な研究分野の融合から、思いがけない着想やテーマが生まれる場だと実感した」、「分野や立場に関わらず誰もがフラットに語り合える貴重な場だ」、「異なる分野の研究者とつながる貴重な機会」、「普段関わりの少ない研究内容に触れることで新たな発見があった」などの声が聞かれ、活発な意見交換が行われました。
 ミーティング後の交流会では、世話人の一人である学術研究院環境生命自然科学学域(理)の武安伸幸准教授があいさつ。垣根を越えた参加者同士の対話が続き、今後の共同研究の芽が随所に見られました。
 「光創ネクサス」は、光を使う・使わないにかかわらず、「新しいことに挑戦したい」、「異分野とつながりたい」と考えるすべての研究者に開かれた場として、今後も発展していく予定です。さらに、今後は学内の枠を越えて、中四国地域の研究者・教員にも参加を呼びかけ、共同研究や研究設備の共用による研究力強化にもつなげたいと考えています。第2回ミーティングは8月5日に開催予定です。今後の活動にご注目ください。


【本件問い合わせ先】
岡山大学 研究・イノベーション共創機構
学術研究コーディネーター 彭子澴、主任URA 畑中耕治
Email: peng-zixuan◎okayama-u.ac.jp、koji.hatanaka◎okayama-u.ac.jp
   ※@を◎に置き換えています。

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