本学は7月25日、教職員の家族を招き、岡山大学を知ってもらう「家族の日」を開催しました。
本イベントは、次世代育成事業の一環として、子どもたちに本学の知的資源に触れてもらうこと、ワーク・ライフ・バランスを尊重する職場風土を醸成することなどを目的として、毎年、夏休み期間中に実施しているものです。今年は、イベント会場となった共創イノベーションラボ(KIBINOVE)に、津島キャンパス・鹿田キャンパスの幅広い部局から、26家族、約70人が集まりました。
イベントの冒頭、尾島卓次世代育成支援室長が、「家族の日」に関する趣旨説明を行った後、三村由香里理事(企画・評価・総務担当)が、幼少期に自身の父親の職場を訪問した時の思い出にも触れながら参加者へあいさつしました。
続いて、「家族の日」オリジナルの名刺を渡された子どもたちが、三村理事や他の子どもたちと名刺交換を行いました。初めて会う三村理事や、たくさんの子どもたちを前に、最初は緊張して恥ずかしがる様子も見られましたが、少し慣れてくると、各自フロアを歩き回って、いろんな相手との名刺交換を楽しんでいました。那須保友学長は、公務のため本イベントには参加できませんでしたが、ガクチョウパネルが設置されていたため、嬉しそうに記念撮影をする子どもたちの姿も見られました。
次に、本学大学院ヘルスシステム統合科学研究科の堀内涼太郎さんがオンライン水族館「Aqzoo(アクズー)」の上映を行いました。堀内さんが全国各地の水族館で自ら撮影してきた動画が大画面に映し出され、子どもたちは水族館のさまざまな生き物の映像を食い入るように見入っていました。上映後は、海の生き物に関するミニクイズ大会もあり、6問全問正解をした子どもたちには、岡大きびだんごがプレゼントされました。
ワークショップが始まるまでの休憩時間には、東京理科大学の研究室とのオンライン中継があり、研究室で飼育されているカニの食事の様子を生で見せてもらったり、カニに関する質問に答えてもらったりと、貴重な交流を図ることもできました。
ワークショップでは、本学の学生スタッフがサポート役として加わり、海の生き物の塗り絵や樹脂粘土のマグネットや魚釣りのおもちゃづくりなど、子どもたちの希望に沿ったプログラムを楽しみました。また、スペシャル企画として、ダイバーシティ推進本部の富岡憲治教授が採集した貴重な蝶の標本が会場の一角に設置され、参加者は、富岡教授に採集場所や蝶の名前などを質問しながら珍しそうに眺めていました。
KIBINOVEでのイベントが終了すると、家族ごとに学食などで昼食をとり、その後はお父さんお母さんの職場を訪問して普段の仕事の様子を教えてもらうなど、「家族の日」ならではの体験を楽しんでいました。
【本件問い合わせ先】
ダイバーシティ推進本部次世代育成支援室(ダイバーシティ推進課)
TEL:086-251-7303
令和7年度「家族の日」のイベントをKIBINOVEで実施
2025年08月06日