8月7日、岡山県庁にて「晴れの国南米交流大使」委嘱式が開催され、本学から大学院教育学研究科修士課程2年の岩淺明寿香さん、経済学部4年の岸本理沙さん、経済学部1年の入江陽太さんの3人が出席しました。
この事業は、岡山県が主催する「令和7年度南米次世代交流プログラム」の一環として実施されるもので、今年は岡山県からブラジルへの移住開始から115周年という節目の年にあたります。4月に県内参加大学生5人の募集が行われ、本学からは40人が応募。書類・面接選考を経て、3人が選出されました。
委嘱式では、伊原木隆太知事が交流大使5人(県内の他大学・高専の学生を含む)に委嘱状が手渡し、「地球の向こう側から岡山のことを思ってくれている人がいることがありがたいと伝えてきてほしい。ぜひ体に気をつけて存分に交流をしてきていただきたい」と激励しました。これを受け、代表として岩淺さんが「先人たちが築いてきた岡山とブラジルの絆に、若い世代としての新たな思いを重ね、未来へつなげてまいります」と出発への意気込みを語りました。
学生たちは8月14日から20日までブラジル・サンパウロを訪問し、県人会会員との懇談、開拓先没者慰霊碑参拝、日本移民資料館見学、115周年記念式典参加、現地大学生との交流イベントなどに臨みます。さらに、現地家庭でのホームステイも予定されており、日常生活を共にする中で文化や価値観をより深く体感する機会となります。式典では全員が未経験から挑戦した岡山の伝統舞踊「うらじゃ」を披露し、岡山の魅力を発信します。
帰国後は報告会やSNSで活動内容を広く発信し、南米県人会と若い世代との交流促進につなげていく予定です。
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岡山大学学務部 国際教育推進課 スタディ・アブロード部門
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「晴れの国南米交流大使」に本学学生3人が任命―ブラジル移住115周年記念式典に参加へ―
2025年08月19日