国立大学法人 岡山大学

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タマサート大学医学部との国際連携に向けた意見交換を実施

2025年10月23日

 9月9日、本学学術研究院医療開発領域新医療研究開発センター(岡山大学病院)の内田大輔准教授(特任)をはじめとする訪問団が、タイ王国のタマサート大学医学部を訪問し、医療機器の研究開発における国際連携の可能性について意見交換を行いました。
 タマサート大学は1934年に設立されたタイを代表する国立大学であり、医学部では国際的な研究・教育活動に積極的に取り組んでいます。今回の訪問では、研究・イノベーション担当副学部長のThipaporn Tharavanij教授をはじめとする教員から、同大学における研究や技術革新の取り組みが紹介されました。
 本学からは、BIZENプログラムや医療機器開発に関する活動を紹介しました。また、参加企業からはAIを活用した診断支援システムなどの先端医療技術が紹介され、技術協力の可能性について活発な議論が交わされました。記念品の交換や集合写真の撮影も行い、両大学の友好と信頼をさらに深める貴重な機会となりました。
 本訪問は、令和6年度「優れた医療機器の創出に係る産業振興拠点強化事業」の一環として、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)の支援のもと、オルバヘルスケアホールディングス株式会社およびタイオルバヘルスケア株式会社の協力により実現しました。
 今後は、共同研究や技術協力の具体的なテーマの検討、学術交流プログラムの展開、医療機器開発やデジタルヘルス分野でのさらなる連携が期待されます。

【本件問い合わせ先】
岡山大学病院 新医療研究開発センター 次世代医療機器開発部
岡山大学 研究・イノベーション共創機構 医療系本部
TEL:086-235-6979, 7697
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