国立大学法人 岡山大学

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総合技術部が「わくわく体験教室 in 朝日こどもクラブ伊島本校」を開催

2025年10月17日

 本学総合技術部は9月18日に、「わくわく体験教室 in 朝日こどもクラブ伊島本校」を同クラブで開催しました。朝日こどもクラブでは、生活や遊びといった学童保育の要素に加えて、さまざまな体験活動を日々の保育に取り入れる体験型学童保育に取り組んでいます。今回の実験教室は、その一環として同クラブからの依頼を受けて企画し、初めて開催しました。
 事前に申し込みがあった同クラブに通う小学生42人が参加し、「ペットボトル万華鏡を作ろう」、「スライムで遊ぼう」、「入浴剤を作ろう」の3つのテーマを、グループに分かれて順番に体験しました。
 どのテーマも好評で、児童らは講師の説明を熱心に聞き、同じグループの友達と相談しながら真剣に取り組んでいました。中には、以前に同じテーマを体験した児童もおり、初めて挑戦する友達にやり方を教えるなど、助け合う姿が印象的でした。
 今回、岡山大学・津山高専技術職員相互受入研修の一環として初めて参加した津山工業高等専門学校の久保田絢香主任技術員は、担当した「スライムで遊ぼう」ブースを振り返り、「洗濯のり液とホウ砂水を混ぜ合わせると、弾力と粘りを持ったスライムができあがり、子どもたちからは大きな歓声が上がっていました。さらに、色付きの洗濯のりから好みの色を選ぶだけではなく、複数の色を混ぜて自分だけの新しい色を作り出そうとする児童もおり、科学への好奇心や発想の豊かさを感じました。今回の体験を通じて、子どもたちが「科学の面白さ」に触れ、将来の学習意欲や進路選択につなげてもらえたら大変うれしく思います。また、私自身もスライム作りを初めて体験し、実験の楽しさを児童と共有できたことは貴重な学びとなりました」と話し、関係者への感謝の言葉を述べていました。また、総合技術部本部長である佐藤法仁副理事・副学長・上級URAは「総合技術部では、学内のみならず地域の産学官と連携して、さまざまな取り組みを進めています。今後も子どもたちのワクワク・ドキドキを育む取り組みを展開し、かつ技術職員の高度化も推進していきたいと思います」とコメントしました。
 総合技術部の地域貢献・科学啓発活動は本学工学部との共催で、学内に限らず学外も含めてさまざまな場面で開催しています。特に次世代を担う子どもたちが楽しく科学に触れ、科学をより身近に感じることのできるテーマを精力的に実施しています。今後も地域中核・特色ある研究大学:岡山大学と総合技術部の活動にご期待ください。

【本件問い合わせ先】
総合技術部 地域貢献ワーキンググループ
E-mail:tech-demae◎okayama-u.ac.jp
    ※@を◎に置き換えています。
総合技術部HP

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