国立大学法人 岡山大学

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「光創ネクサス」第3回ミーティングを開催― 光でつながる知と未来:異分野融合を目指す研究拠点

2025年10月30日

 本学は10月23日、共創イノベーションラボ(KIBINOVE)にて、「光創ネクサス」の第3回ミーティングを開催しました。「光創ネクサス」は、「光」を研究手段として用いる多様な分野の研究者が連携し、新たな研究テーマや応用展開を生み出すことを目指す研究拠点です。第2回ミーティングに続き、学内の教員を中心に、URA、学生など総勢25人が参加しました。今回は、軽食を片手に和やかな雰囲気で議論できるポスターセッション形式で行われました。また、異分野間の連携を一層深め、新たな研究の可能性を探るため、学内の既存の研究拠点「微生物エクスプローラーズ」や、新たに発足しつつある研究拠点「AI-HPCパートナーズ」、「イメージング・IMPACT(準備中)」の発起人やメンバーらも発表・参加しました。4つの研究拠点のコアメンバーが一堂に会する初めての場となりました。
 会場では、複数の研究拠点に参画し、分野横断的な研究を開拓しようとする教員の姿も見られ、活発な交流の場となりました。また、ポスターセッションでは、研究内容に加え、発表者が「研究に関する困りごと」や「趣味・特技」なども掲示し、質疑応答や意見交換を交えながら活発な議論が展開されました。分野を越えた対話が各所で生まれ、今後の共同研究の芽が随所に見られました。
 「光創ネクサス」は、光を扱う研究者だけでなく、「新しいことに挑戦したい」、「異分野とつながりたい」と考えるすべての研究者に開かれた交流拠点として、発展していくことを目指します。今後の活動にもご注目ください。

○ポスターセッションでは、以下の内容が発表・紹介されました。

【ポスター発表】
 1.「可視光をエネルギー源として活用する有機光触媒の開発」
  田中 健太(学術研究院先鋭研究領域(異分野基礎) 助教)
 2.「炭素細孔壁と水溶液との界面に形成される強酸性層」
  大久保 貴広(学術研究院環境生命自然科学学域(理) 教授)
 3.「糖類アモルファスマトリクスにおける収着水の相互作用状態の非単一性」
  今村 維克(学術研究院環境生命自然科学学域(工) 教授)
 4.「アミノ置換芳香族イミドの溶媒依存蛍光特性」
  岡本 秀毅(学術研究院環境生命自然科学学域(理) 准教授)
 5.「電子欠損性複素多環芳香族化合物を主骨格とする半導体ポリマーの開発」
  森 裕樹(学術研究院先鋭研究領域(異分野基礎) 助教)
 6.「幅広い可視波長域の光を用いた人工光合成の構築」
  三澤 弘明(学術研究院先鋭研究領域(異分野基礎) 特任教授)
 7.「蛍光を失わせたGFPの過剰発現が引き起こす細胞応答の解析」
  守屋 央朗(学術研究院環境生命自然科学学域(農) 教授)

【研究拠点紹介】
 1.既存の研究拠点【微生物エクスプローラーズ】ご紹介
  守屋 央朗(学術研究院環境生命自然科学学域(農) 教授)
 2.新たな研究拠点【AI-HPCパートナーズ】ご紹介
  関本 敦(学術研究院環境生命自然科学学域(工) 准教授)
 3.新たな研究拠点【イメージング・IMPACT(準備中)】ご紹介
  佐々木 崇了(学術研究院医歯薬学域(医) 助教)
 

【本件問い合わせ先】
岡山大学 研究・イノベーション共創機構
学術研究コーディネーター 彭子澴、主任URA 畑中耕治
Email: peng-zixuan◎okayama-u.ac.jp、koji.hatanaka◎okayama-u.ac.jp
   ※@を◎に置き換えています。

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