国立大学法人 岡山大学

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医療系学部が多職種の立場から考える合同授業を実施

2025年10月31日

 9月19日、本学の医学部、歯学部、薬学部合同による多職種連携授業「チーム医療実践(行動科学Ⅳ)」を実施しました。
 本授業は、高年次(3年生から6年生)を対象に、集中講義形式で行われ、医学部医学科からは113人、保健学科(看護学専攻65人、放射線技術科学専攻8人、検査技術科学専攻35人)、歯学部歯学科48人、薬学部薬学科17人の合計286人の学生が参加しました。
 今年度は、肺癌患者の初診から入院・化学療法・術後の退院支援までの症例をテーマに、各職種の対応について、学部・学科を超えた全49チームがグループワークに挑戦しました。シナリオに基づき、各チームで問題点を整理し、医師、歯科医師、看護師、検査技師、薬剤師それぞれの職種の立場から考察を深めるディスカッションを行い、自身の専門知識を生かした意見交換が活発に行われました。
 参加した学生からは、「他学部の学生と一緒に治療方針を考えることで、自分では気づきにくい患者さんへの配慮や検査の重要性について、さまざまな視点から理解を深めることができた」、「この経験は、多職種が協力して取り組むチーム医療の意義や重要性を実感し、意識を高める貴重な機会となった」との声が寄せられました。

【本件問い合わせ先】
岡山大学大学院医歯薬学総合研究科附属医療教育センター
総括副センター長・教授 伊野英男、助教 越智可奈子
E-mail:iryou-c◎adm.okayama-u.ac.jp 
※◎を@に置き換えてください。

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