国立大学法人 岡山大学

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瀬戸内地域のスタートアップ・エコシステム形成に向けて那須学長が愛媛県庁を訪問 濱里副知事と意見交換

2025年11月04日

 10月28日、本学の那須保友学長が、本学および岡山市の担当者とともに愛媛県庁を訪問し、同県の濱里要副知事と意見交換を行いました。今回の訪問は、愛媛県と岡山市・本学などが連携して進めるスタートアップ・エコシステムの形成に向けた取り組みの一環として実施されたものです。
 令和7年6月の内閣府の「スタートアップ・エコシステム拠点都市」制度の第2期公募において、岡山市と愛媛県が共同申請した「瀬戸内スタートアップコンソーシアム」が「NEXTグローバル拠点都市」に選定されました。同コンソーシアムは、愛媛県を中心とする「EGFコンソーシアム」と、岡山市・岡山大学を中心とする「岡山イノベーションコンソーシアム」で構成されており、瀬戸内地域において広域的なスタートアップ支援体制を構築することを目指しています。
 両コンソーシアムは、海・島・山の多様なフィールドと、造船・鉄鋼などの製造業、養殖業・果樹農業といった一次産業が集積する瀬戸内地域の特徴を生かし、「巨大実証フィールド『SETOUCHI』」を活用したスタートアップの創出と成長支援を推進しています。本学は、研究・技術シーズ、起業家育成、人材交流ネットワークなどを生かし、岡山イノベーションコンソーシアムの中核として取り組みを牽引しています。
 意見交換では、瀬戸内地域のスタートアップ創出を地域間連携により進めていくとともに、今回の選定を契機として、スタートアップ支援にとどまらず、社会課題解決や地域活性化など多様な領域で連携を深めていくことを確認しました。
 意見交換後は、愛媛県庁内に整備された官民共創拠点「トライアングルベース」などを視察し、本学および岡山市の担当者を交えて、両地域が連携して進める具体的な取り組みについて検討を行いました。
 本学は今後も、瀬戸内スタートアップコンソーシアムおよび岡山イノベーションコンソーシアムの中核大学として、瀬戸内地域におけるイノベーション創出と、グローバルにつながるスタートアップ・エコシステムの形成に貢献していきます。

【本件問い合わせ先】
岡山大学 研究・イノベーション共創機構 スタートアップ・ベンチャー創出本部
E-mail:start-up1◎adm.okayama-u.ac.jp
(※メール送信時は◎を@に置き換えてください)

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