本学次世代研究院は、11月27日に次世代研究群「難治・希少がんに対する再生・細胞医療・遺伝子治療拠点」の認定式を、本学津島キャンパスの本部棟において開催しました。
本学では「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の取り組みのひとつとして、世界と伍す研究・イノベーションの卓越と厚みを育成するシステムである「岡山大学高等先鋭研究院」を創設しています。このシステムは、高等先鋭研究院を第1レイヤー、次世代研究院(旧グローバル最先端異分野融合研究機構、略称:G研究機構)を第2レイヤーに位置づけ、研究IRに基づく入れ替えを図るものです。
次世代研究院では、研究者層の厚みを確保し、次世代の世界トップクラスの研究群を形成・育成することを念頭に、高等先鋭研究院への成長が見込まれる群を「次世代研究群」として指定しています。
今回指定された次世代研究群の代表者を本学学術研究院医歯薬学域(医)脳神経外科学分野の田中將太教授が、プロジェクトマネージャーを本学研究・イノベーション共創機構の嵯峨山和美准教授が務めます。本学の強みのひとつである再生・細胞医療・遺伝子治療分野において、岡山大学病院の診療科および臨床・基礎医学を横断したチームを編成し、治療製剤の開発に取り組みます。
認定式では、高等先鋭研究院長の那須保友学長と学術研究院医歯薬学域(医)脳神経外科学の大谷理浩研究准教授らの立ち合いのもと、次世代研究院長を務める佐藤法仁副理事・副学長・上級URAから田中教授と嵯峨山准教授にそれぞれ認定証が授与されました。
佐藤院長は、「本学の持つ強みある研究分野をしっかりと育成するだけではなく、それに伴う人材の育成と高度化、研究機器等の環境強化、着実な社会実装などを成すために集中的に資源を投下します。さらには次世代研究群をブーストするために、経験豊富で実績のあるプロジェクトマネージャーを伴走させます。本学で初となる本取り組みをしっかりと進め、かつ逐次柔軟に修正していくことで、本学のみならず、わが国の研究力・イノベーション創出の強化に大きく寄与します」とコメントしました。
本学は地域中核・特色ある研究大学として、すべての活動の根幹を「研究力・イノベーション創出」に置き、世界と伍し、かつ地域の中核となる研究大学として社会とともに在り続けるための大学改革を進めています。本取り組みもその一環です。どうぞ本学次世代研究院、そして田中教授ら次世代研究群の挑戦にご期待ください。
○那須保友学長のコメント
今回の認定式は、マスコミ各社の皆さんが集まる中で開催しました。次世代研究群の活動は既に始動していますが、認定式を開催することで学外的にも本学の取り組みのひとつをご理解いただけたことかと思います。
私たちは研究大学として生きていくことを胸にし、日々、さまざまな挑戦を進めています。岡山大学高等先鋭研究院システムというわが国初のシステムもそのひとつであり、システム稼働までには多くの課題もありました。また次世代研究群の始動も同様です。しかし、「必ずできる」と信じ、そのための決断と行動をとり続けて、今日の日を迎えました。今後も「どうしたらできるのか」を考え、決断し、実行し続けます。どうぞ、地域中核・特色ある研究大学:岡山大学の取り組みにご支援のほど、よろしくお願いいたします。
<参考>
・岡山大学J-PEAKS MONTHLY DIGEST Vol.9(2024.12):強みの研究群を構造的に育成する岡山大学「高等先鋭研究院システム」について
・岡山大学J-PEAKS MONTHLY DIGEST Vol.19(2025.08):岡山大学次世代研究院の次世代研究群に「難治・希少がんに対する再生・細胞医療・遺伝子治療拠点」を指定~世界をリードする難治・希少がん治療の実現へ~
【本件問い合わせ先】
研究・イノベーション共創管理統括部研究協力課
E-mail:innovation◎adm.okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています
岡山大学J-PEAKSwebサイト
岡山大学次世代研究院の次世代研究群の認定式を開催~地域中核・特色ある研究大学として世界をリードする難治・希少がん治療の実現に向けて~
2025年12月02日