国立大学法人 岡山大学

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横井副学長がオーストリア・ウィーンで 岡山大学名誉博士マーティン・エッスル氏ら国連・国際機関を訪問

2026年02月05日

 1月19日に、横井篤文副学長(グローバル・エンゲージメント担当)は、ウィーンにあるエッスル財団を訪問し、本学が12月に名誉博士称号を授与したマーティン・エッスル氏と面会しました。エッスル財団は、障害者の権利とインクルージョンに特化した世界的なプラットフォームである「ゼロ・プロジェクト(Zero Project)」を国連と連携して実施。現在100か国以上、10,000人を超えるネットワークを有する社会包摂運動であり、毎年2月に「Zero Project Conference」を開催し、「Zero Project Award」を授与しています。横井副学長は、エッスル氏に本学のグローバルエンゲージメントの取り組みを説明し、ウィーンにおける国連、国際機関との連携について協議しました。
 当日は、国連の前事務総長である潘基文氏がオーストリアの前大統領であるハインツ・フィッシャー氏とSDGsを推進するために共同設立した潘基文財団(Ban Ki-moon Foundation)を訪問し、CEOのモニカ・フローラ氏と面会しました。財団では、SDGsを達成するためのユースに向けたリーダーシップ教育や、社会のリーダーに対する意思決定力の醸成を目的とした研修を進めており、2030年に向けてさまざまな仕掛け作りにも努めているとの説明がありました。本学からは、潘基文財団とも深い関わりのある韓国のキョンヒ大学と昨年9月に締結した包括協定を基に、日本政府が推進し特に岡山が中心的な役割を担っている持続可能な開発のための教育(ESD)と、韓国政府が取り組むグローバル市民教育(GCED)を統合した、新たな地球市民への意識の醸成へ寄与する取り組みについて説明するとともに、潘基文財団との連携の可能性について協議しました。
 そのほか、国連ウィーン事務所にある国連薬物犯罪事務所(UNODC)を訪問し、政治分析および広報局長のキャンディス・ウェルシュ氏と面会。同事務所がユースへの薬物犯罪防止教育啓発において、大学との連携、特に日本との連携に期待し、チームを編成して取り組んでいることについて、大学の立場から意見交換を行いました。
 また、在オーストリア日本国大使館の岩間公典全権特命大使を訪問し、ゼロ・プロジェクトへの関わりならびに二国間の大学間交流について情報交換を行いました。
 本学は、グローバルエンゲージメントを通じて、SDGsの実現に資する教育基盤の強化を図り、地域と地球の双方を見据えた未来共創の取り組みを一層推進していきます。

※ゼロ・プロジェクト
 国連障害者権利条約に基づき、障害あるすべての人の日常生活と法的権利の改善策を拡大し、公正で公平かつ包括的な、「障壁のない世界」を作ることを目標として創設されました。世界的な社会包摂運動として広く認知されており、日本政府や国際機関の会合でも高い評価を受けています。

<参考>
岡山大学病院聴覚支援センターの片岡祐子准教授がバリアフリーの国際賞「Zero Project Award 2024」の最終候補に選出されました。

【本件問い合わせ先】
グローバルエンゲージメントセンター
TEL:086-251-8326

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