国立大学法人 岡山大学

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岡山大学生が関西高等学校で出前授業を実施―生成AIを活用した英語スピーチ―

2026年02月05日

 本学研究・イノベーション共創機構は1月29日、関西高等学校にて、生成AIを活用した英語スピーチをテーマとする出前授業を実施しました。本事業は、国立研究開発法人科学技術振興機構(JST)「EDGE-PRIME Initiative」事業の一環として行ったもので、倉敷青陵高等学校、岡山学芸館高等学校に続き、3回目となります。。
 当日は、岡山大学データサイエンス部(DS部)の学生が講師役を務め、高校生を対象に、生成AIを活用しながら英語で自分の考えを整理し、スピーチとして発表する実践的な授業を行いました。授業では、「自己理解」、「未来志向」、「課題発見」、「価値観」といったテーマをもとに、生徒が自身の考えを深め、それを英語で表現・共有することを目的としたグループワークを実施しました。生成AIを活用することで、アイデアの整理や表現の検討を効率的に行い、限られた時間の中でも英語スピーチを完成させる学習体験を提供しました。
 DS部の学生は各グループを回り、生徒の意見を引き出しながら、英語での表現方法やスピーチ構成の考え方について丁寧にサポートしました。生成AIを「答えを出すためのツール」ではなく、「考えを深め、表現を磨くための補助ツール」として活用する姿勢を示したことも、本授業の特徴です。
 生徒からは、「英語は難しいと思っていたが、生成AIを使うことで挑戦しやすくなった」、「自分の考えを英語で伝える楽しさを感じた」といった声が聞かれ、主体的に授業へ参加する姿が印象的でした。
 講師を務めたグローバル・ディスカバリー・プログラム2年の朝倉愛莉さんは、「難しいテーマではありましたが、生成AIを活用することで自分の考えを整理し、英語で発表できたこと自体が大きな成果です。英語を使う機会が限られている中で、実際に使うことで世界の見え方が広がることを、皆さんにも感じてもらえたのではないかと思います」と語り、授業を締めくくりました。
 「EDGE-PRIME Initiative」事業では、今後も県内高校との連携を通じて、生成AIなどの先端技術を活用した実践的な学びの場を創出し、大学生と高校生が共に学び合う機会を広げていきます。

※EDGE-PRIME Initiative
 政府において、新しい資本主義の実現に向けた重点投資の主要な柱の1つとしてスタートアップを位置づけ、スタートアップを5年で10倍増とする目標を掲げています。スタートアップ創出の抜本的拡大のためには、起業を志す人材を育成する機会の抜本的拡充が重要です。こうした状況を踏まえ、スタートアップ創出の基盤となる人材の量や多様性を増やすため、拠点都市を中心に、アントレプレナーシップ教育の機会を高校生等へ拡大する取り組みをEDGE-PRIME Initiativeとして支援しています。

【本件問い合わせ先】
研究協力部 産学連携課 舩倉
TEL:086-251-7151

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