国立大学法人 岡山大学

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那須学長らが在オーストリア日本国大使館、IAEA、ウィーン医科大学、在ウィーン国際機関日本政府代表部等を訪問

2026年03月10日

 2月17~20日、国際会議出席のためオーストリア・ウィーンを訪問した那須保友学長、横井篤文副学長(グローバル・エンゲージメント担当)、片岡祐子准教授(学術研究院医療開発領域)ら一行が、同市内の在オーストリア日本国大使館、国際原子力機関(IAEA)、ウィーン医科大学、在ウィーン国際機関日本政府代表部、そして、リンツのヨハネスケプラー大学およびバルムヘルツィゲ・ブリューダー病院を訪問しました。
 一番初めに訪れたヨハネスケプラー大学では、Stehan Koch学長を表敬訪問し、同行した米国の大学教育従事者とともに、各国、各大学における障がい者への教育、社会的訓練や支援の現状と取り組みについて、3国との比較も踏まえて議論を行いました。その後、訪れたバルムヘルツィゲ・ブリューダー病院は、同大学医学部の教育・研究病院としての役割を担っており、オーストリアの主要機関として聴覚障害児の医療・療育・研究を行っています。障がい者のための専門外来の設置など、社会福祉的な特徴を有する病院で、国家的な選択と集中により、質の高い医療や研究が実践され、多職種が連携してサービスを提供している実態を視察することができました。
 在オーストリア日本国大使館では、岩間公典特命全権大使に対して、本学とオーストリアとの交流に関する説明を行うとともに、前日のリンツでの視察訪問についても報告し、両国の医療に関連する活発なディスカッションを行いました。また、同国における日本の大学が果たす役割や連携構築の重要性についても意見交換しました。
 IAEAでは、Tzanka Kokalova Wheldon物理・化学科学局局長とNajat Mokhtar核科学・応用局局長と面会し、本学がIAEA協働センターとして昨年11月に鹿田キャンパスで開催したワークショップでの成果等についてあらためて報告するとともに、今後の連携に関する具体的なアイデアを共有しました。
 2025年6月に大学間協定を締結したウィーン医科大学では、Markus Muller学長との初めての対面が実現し、同大学・病院の歴史的背景の説明を受けるとともに、協定締結以前も含めた今までの相互交流を振り返り、今後の学生・研究者の派遣・受入の発展について活発な意見交換を行いました。
 在ウィーン国際機関日本政府代表部・岡部大介次席公使への表敬訪問では、IAEA訪問の際に協議した、新たな放射線治療の研究に向けた協議内容と今後の連携について協議するとともに、国連貿易開発会議(UNCTAD)と共同で実施している人材育成プログラムなど、国連機関との直接的連携として推進している本学の活動を積極的に紹介しました。日本政府代表部からは特に理系人材の国際機関への就職を推進したいとの要望を伺いました。
 歴史ある学術・文化都市ウィーンと革新の街リンツの2都市で6つの機関を巡り、「外交・科学・医療・教育」の最前線に触れたことは、極めて有意義であり、各分野の第一線での視察を通じて、地球規模の課題をどのようにして統合的に解決すべきか、そして科学的な知見が国際社会の中でどのような役割を果たすべきか、また、本学としてどのように貢献できるかを深く考える貴重な一助となりました。

<本件問い合わせ先>
企画部国際企画課
TEL:086-251-7036

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