国立大学法人 岡山大学

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材料科学をテーマにしたJ-PEAKS特別セミナー「New Horizons in Advanced Materials Science」を開催 ~国内外の第一線研究者が材料開発・応用を語る~

2026年04月07日

 本学は、4月3日、共創イノベーションラボ「KIBINOVE」において、国内外の著名研究者を招聘し、先進材料科学の最前線を共有する「J-PEAKS Special Seminar: New Horizons in Advanced Materials Science」を開催しました。本セミナーは、学術研究院先鋭研究領域(異分野基礎科学研究所)の仁科勇太教授をホストとし、材料・化学工学分野の研究者ら約40人が参加しました。
 本セミナーでは、本学および海外の4人の研究者による講演が行われました。冒頭、仁科教授は、文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」の紹介やJ-PEAKSを活用して推進している「植物・光エネルギー開発拠点」での材料研究に触れながら、カーボンナノ材料やハイブリッド材料、持続可能な技術への応用などについて発表しました。続いて行われた講演では、学術研究院環境生命自然科学学域の鈴木大介教授が「機能性ポリマーマイクロゲルの精密設計と組立」について発表、従来の構造とは異なるナノスケールで均一な構造を持つマイクロゲルの特性を説明、環境負荷の少ない循環型材料の実現を目指していることを発表しました。
 香港科技大学のZhengtang Luo教授は、「エネルギー・センシング用のグラフェンと機能性ポリマー材料」と題し講演。計算科学を駆使し、二酸化炭素の変換触媒など、材料設計の指針を得る研究アプローチを紹介しました。さらに、アメリカ・コネチカット大学のLuyi Sun教授は、「エネルギー・触媒用ナノ構造ポリマーおよび複合材料」について講演。タコやサメなどの生物の構造を模倣した可変機能材料の開発を紹介し、高温環境下でも耐久性を示す材料について発表しました。
 なお、セミナーに参加した那須保友学長は、「本学はJ-PEAKSを活用しながら革新的な材料開発を推進しており、本セミナーのような海外研究者との交流は互いに良い刺激となり、研究や技術開発を進める上で、非常に大切である」と自身の経験も踏まえてコメントし、参加した研究者らを激励しました。
 本学は引き続きJ-PEAKSの推進を通じて、世界に貢献できる革新的な材料開発を積極的に進めていきます。

<参考>
文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」に採択~地域と地球の未来を共創し、世界の革新の中核となる研究大学:岡山大学の実現を加速とともに世界に誇れる我が国の研究大学の山脈を築く~

【本件問い合わせ先】
学術研究院先鋭研究領域(異分野基礎科学研究所)
教授 仁科勇太
E-mail:nisina-y◎cc.okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。

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