本学総合技術部は5月22日、大学共同利用機関法人自然科学研究機構の分子科学研究所(愛知県岡崎市)において、技術職員の高度化および相互連携の強化を目的とした合同研修会を開催しました。研修会には、本学総合技術部設計製作・社会基盤技術課の堀格郎課長や山根功技術専門職員、機器分析・動植物資源技術課の塩川つぐみ技術専門職員、田代雄一技術専門職員、同部の堀金和正サイテックコーディネーター・特定教授の5人の技術職員が参加。分子科学研究所からは、機器センターの中村敏和チームリーダーや技術推進部の繁政英治部長らが参加し、対面形式で実施しました。
本研修会では、両機関における研究伴走体制や特色ある技術業務、研究設備の運用・維持管理、安全管理、人材育成の取り組みなどについて情報共有を行いました。
午前の全体研修では、各機関の組織概要や研究基盤強化に向けた取り組み紹介に加え、技術職員による業務報告や技術発表を実施しました。参加者は、それぞれの専門分野における技術業務の事例や工夫について共有し、分野を超えた活発な意見交換を行いました。
午後からは、機器センター、装置開発室、極端紫外光研究施設の3つの専門分野に分かれ、各施設・設備の見学および実践的な技術交流を実施しました。最先端の研究設備や高度な技術サポート体制に直接触れることで、参加者にとって新たな知見や技術を学ぶ貴重な機会となりました。
また、本研修会では、技術職員同士の人的ネットワーク形成や継続的な技術交流・連携の重要性についても共有しました。今後は専門分野ごとの研修の実施に加え、分子科学研究所と本学総合技術部による全体技術交流会の開催など、さらなる連携強化を進めていくことを確認しました。参加した塩川技術専門職員は「対面での技術交流を通して新たな知識を得るとともに視野を広げることができ、有意義な研修となりました。今後も継続的な連携を通じて業務に生かしていきたいです」とコメントしました。また総合技術部本部長である佐藤法仁副理事・副学長・上級URAは「今回の場をご準備いただいた中村敏和チームリーダーや繁政英治部長ら分子科学研究所の皆さまに厚く御礼申し上げます。本学と同研究所の母体である自然科学研究機構は文部科学省「地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)」でも連携しています。技術職員は我が国の研究基盤や研究環境、そして研究機器開発などにおいても重要な人材です。文部科学省でも我が国初の技術職員の人事制度ガイドラインが公表されるなどしています。本学では文部科学省ガイドラインにいくつも掲載されている先導的な技術人材・組織の運用をしていますが、本学にはない強みある大学・研究機関などと連携して、我が国の全体の底上げを図ることなども極めて重要です。今回の件をしっかりと実装していきます。どうぞご期待ください」とコメントしました。
本学は、開かれた地域中核・特色ある研究大学強化:岡山大学として、研究基盤強化や技術人材の高度化を重要な取り組みの一つとして推進しています。今回の合同研修会もその一環として実施したものであり、今後も他機関との連携を通じて、研究基盤を支える技術人材の育成と技術力の高度化を推進していきます。どうぞ岡山大学と分子科学研究所の取り組みにご期待ください。
<参考>
・岡山大学総合技術部が分子科学研究所を訪問 自然科学研究機構との連携強化へ
【本件問い合わせ先】
総合技術部事務室
E-mail:sougougijutsubu◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。
総合技術部HP
総合技術部と分子科学研究所が合同研修会~研究基盤を支える技術人材の高度化と連携強化を推進~
2026年06月11日