国立大学法人 岡山大学

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【DXハイスクール】笠岡高等学校でAI・3Dプリンター探究支援実習を実施~前年度プログラムを進化し、自律的なデジタル活用による探究活動を支援~

2026年06月08日

 本学は6月2日、岡山県立笠岡高等学校(笠岡市)の「総合的な探究の時間ACT」において、同校の2年生約145人を対象とした探究活動のテーマ支援に加え、「生成AI講座」および「3Dプリンター活用実習」を開催しました。同校の「高等学校DX加速化推進事業(DXハイスクール)」活動を支援する高大連携事業として2023年から継続しているもので、昨年度に開始した学生主体の伴走支援を、本年度はさらにアップグレードして実施しました。
 当日は実施を心待ちにしていた生徒たちの熱意に応える形で、台風の接近による悪天候を乗り越え無事にプログラムが幕を開けました。
 今回の支援には、公認学生団体DS(データサイエンス)部の高校支援代表を務める前田緑仁さん(経済学部4年)や、本学発ベンチャーの株式会社MOSAdemy代表の清水優椰さん(大学院環境生命自然科学研究科博士後期課程3年)ら学生・大学院生チームが講師を務めました。さらに今回は非常に心強いサポーター(TA)として、同校出身の本学現役学生が同行しました。久しぶりに訪れた母校で本学チームに自ら複雑な校内の案内役を買って出ながら、後輩である生徒たちとの架け橋となり、大学での最先端の学びや高校時代の探究活動の経験を交えて親身に語りかけるなど、温かい交流が生まれました。
 今年度は、探究活動をより実践的に進めるための技術習得に焦点を当て、プログラムを大きく進化させました。生成AI講座では、ハルシネーション(うその回答)の仕組みを確率的予測モデルの数理的な観点から分かりやすく解説した上で、特定のカフェの売上データを用いて、ファクト(事実)に基づく分析が可能な「NotebookLM」の実習を新たに導入。生徒たちは個人端末を駆使してデータ分析に挑戦しました。
 一方、3Dプリンター実習では、直感的な操作が可能な3D CADソフトウェア「Tinker CAD」を用いたモデリングに加え、自分たちの頭の中にあるアイデアを迅速に物理的な形にする「ラピッドプロトタイピング」の実習を展開。3Dプリンターを自在に動かしながら、ものづくりを通じて課題を解決する一連のエンジニアリングプロセスを体験しました。
 同校の教諭からは「生徒がAIを楽しそうに活用している姿や、3Dプリンターを興味津々にのぞき込む姿が印象的でした。悪天候のなか無事に来ていただき、岡山大学の頼もしい学生たちが専門的にサポートしてくれたおかげで、探究活動の質が格段に向上しました」と、昨年度に引き続き極めて高い評価を受けました。
 本学は今後も、県下のDXハイスクールをはじめとする高校での自主的な学びを積極的に伴走支援していきます。


【本件問い合わせ先】
研究・イノベーション共創機構 研究企画戦略室
上級URA 佐藤 浩哉
E-mail:sato.hiroya◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。

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