本学が事務局を運営する、おかやまデジタルイノベーション創出プラットフォーム(OI-Start)は、5月26日に本学創立五十周年記念館にて「オープンイノベーションMatch Up vol.5」を開催しました。今回は「AI時代の計算基盤を活かした産学官連携」をテーマに、本学AI・数理データサイエンスセンターサイバーフィジカル情報応用研究推進部門(Cypher)との共催で実施し、企業、研究者、学生、自治体関係者など200人以上が参加しました。
開会にあたり、野上保之OI-Start会長・本学副理事よりOI-Startの取り組みについて紹介したのち、第一線の有識者を招いたゲストトークを行いました。アマゾン ウェブ サービス ジャパン合同会社の針原佳貴氏が「クラウド・AI時代の研究開発DX」と題して講演したほか、blueqat株式会社の湊雄一郎代表取締役は量子コンピュータの最新動向、一般社団法人日本量子コンピューティング協会(JQCA)高野秀隆代表理事は社会普及に向けた取り組みについて講演し、さまざまな計算資源がもたらす可能性について理解を深めました。また、本学学術研究院異分野融合教育研究領域(AI・数理)の嶋吉隆夫特任教授より「共同研究を支える岡山大学GPU計算基盤の紹介」として、本学がJ-PEAKS事業等を通じて整備した最新のHPC環境が紹介され、企業との共同研究における具体的な活用ビジョンが共有されました。
続いて行ったパネルディスカッションでは、高橋規一OI-Start副会長・本学工学部長がモデレーターを務め、「クラウド×量子×HPCで加速する研究開発」をテーマに活発な議論が交わされました。各領域の専門知が交差することで、新たな技術連携への期待が高まるセッションとなりました。
後半のポスターセッションでは、ショートピッチを交えながら出展者と参加者が直接対話を行い、技術課題の解決や新たな協働の芽を見いだす熱気にあふれた時間となりました。プログラム終了後に本学ピーチユニオンで開催した交流会でも、産学官の垣根を越えたネットワーキングが盛んに行われました。
AIや量子コンピューティング、HPCといった計算基盤の進化は、研究開発や社会実装をかつてないスピードで加速させています。OI-Startでは、今後もこうした最先端の知見に触れ、共創を生み出す場を継続的に提供していきます。
※OI-Startでは、産学官連携によるイノベーション創出に関心のある企業・団体・個人の皆さまからの会員参加を随時受け付けています。ご関心のある方は、ぜひOI-Startへのご参加をご検討ください。
【本件問い合わせ先】
OI-Start事務局
産学官連携コーディネーター 河野・田中・長尾
(岡山大学自然科学系総合研究棟6F第1区画)
TEL:080-7178-7277、090-7185-8436
E-mail:oi-start◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。
オープンイノベーションMatchUp vol.5を開催
2026年06月15日