7月9日、本学が事務局を務める「岡山大学研究協力会」の令和8年度理事会・総会および併催イベントが、本学津島キャンパスの創立五十周年記念館金光ホールにて開催されました。同イベントは、産業界と大学の垣根を越えた交流促進を目的に企画されたもので、会員企業などの代表者や大学関係者が多数参加しました。
イベントの目玉となる特別講演では、宮崎大学工学教育研究部の細目圭佑特別准教授が登壇し、「大学起点の地域づくり ~GXを中心に~」と題して熱弁を振るいました。細目氏は、宮崎大学における実践事例を中心に取り上げながら、地域社会と学生が協働してグリーントランスフォーメーション(GX)を牽引する取り組みを紹介しました。さらに、地方における新時代のPBL(課題解決型学習)の在り方について言及し、現場のリアルな課題に向き合う実践的な学びの場が、いかに次世代のイノベーション人材の育成と地域創生につながるかを力強く語り、参加者の高い関心を集めました。
続いて、本学の学生ベンチャーである株式会社Aqzooの堀内涼太郎CEOが登壇し、「ネイチャーポジティブ・Well-being向上に向けて」をテーマに、若い世代ならではの視点から自然共生を意識した活動事例を紹介しました。また、「令和7年度産学共創促進チャレンジ」のプロジェクト報告として、株式会社白獅子、三陽機器株式会社、株式会社山陽新聞社、株式会社アイティーシーの4社から、本学との連携を通じたイノベーション創出の成果が報告されたほか、岡山県立大学による地ビールプロジェクトの紹介なども行われ、多岐にわたる共創の最前線が共有されました。
すべてのプログラム終了後には、産学官民の共創拠点である共創イノベーションラボ(KIBINOVE)一階へ会場を移して交流会が催されました。交流会の中では学生たちからの取り組み紹介も行われ、「おかやまテックガレージプロジェクト」に参加した学生からの活動報告や、学生が考案した新企画(企業と学生とのマッチングイベントなど)の提案がありました。大勢の学生たちと会員企業の関係者との間でリラックスした雰囲気の中で活発な意見交換が繰り広げられ、世代を越えた新たな連携の種が生まれる貴重なネットワーキングの場となりました。
本学は今後も、岡山大学研究協力会を通じた多様なステークホルダーとの強固なネットワークを最大限に生かし、大学起点のイノベーション創出と持続可能な地域社会の発展に力強く貢献していきます。
※岡山大学研究協力会とは
岡山大学研究協力会は、おかやま地域をはじめとする産業界と岡山大学の密接な連携・協力をすすめる、個人・法人が組織する団体です。産業界と岡山大学の密接な連携・協力でイノベーションを創発することによって、個性豊かな地域産業をさらに活性化、高度化することを目的としています。「産業界と岡山大学の人的交流を含む情報交流の推進」、「産業活性化に役立つ講演会や研修会の開催」、「岡山大学との共同研究や受託研究を含む、各種の連携の支援」、「岡山大学と地域の連携に関する情報発信」などを行います。
【本件問い合わせ先】
研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部 舩倉
TEL:086-251-7151
Email: co-creation◎adm.okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。
宮崎大学の事例から学ぶ新時代のPBLと大学起点の地域づくり ―岡山大学研究協力会 令和8年度理事会・総会の併催イベントで特別講演や共創活動を発表 ―
2026年07月14日