国立大学法人 岡山大学

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TCカレッジ「医工系コース」で光学顕微鏡の基礎知識と技術を学ぶ「生物系各種光学顕微鏡(基礎)」を開催

2026年07月17日

 本学総合技術部は6月29日、高度技術職員養成のために開講しているTCカレッジ「医工系コース」の必修カリキュラム「生物系各種光学顕微鏡(基礎)」を鹿田キャンパスで開催しました。講義は座学と実習を組み合わせ、対面とオンラインを併用したハイブリッド形式で実施しました。
 対面では、医工系コース受講生である本学総合技術部機器分析・動植物資源技術課の丸山和之技術専門員と、学外受講生である九州大学農学研究院研究教育支援センターの遠藤詢介技術職員が参加しました。オンラインでは、学外の医工系コース受講生3人に加え、マネジメント系コースおよび遠隔分析DXコースの聴講生3人が参加し、計8人が受講しました。
 講師は、本学総合技術部の楢崎正博医学系技術課長、岩佐哲志技術専門職員、塚野萌美技術主任が務めました。また、株式会社大熊のマーケティング部営業支援グループの竹下慎一課長もサポーターとして参加。産学連携体制での実施となりました。
 冒頭、医工系コースの監修教員の本学副理事・副学長・上級URAの佐藤法仁総合技術部本部長からのあいさつの後、午前の部では、光学顕微鏡の基礎知識について講義を実施。午後の部では、顕微鏡の基本調整や各種観察方法、メンテナンス方法について、実際に顕微鏡を操作しながら実習を実施。参加者から観察時のフィルター使用やレンズの清掃に使用する溶液ついて等、座学・実習ともに活発な質疑応答が交わされ、受講生は理解を深めました。
 受講した丸山技術専門員は、「光学顕微鏡の構造や観察原理、メンテナンスについて基礎から学び直すことができた。特に、観察目的に応じた光学条件の設定の重要性や、レンズ清掃に関する知識をアップデートできたことが有意義であった。今後は研究室の顕微鏡を原理や条件を意識しながら活用したい」と話し、充実したカリキュラムとなりました。
 また今回の開催にあたり佐藤本部長は、「本年度も関係者の皆さまの協力のもと、実施できましたこと、厚く御礼申し上げます。本学では技術職員の高度化についてさまざまな取り組みを実施しており、本医工系コースもそのひとつです。また本学技術職員の高度化だけでは、わが国の研究基盤等の強化は図れません。そのため、広く門戸を開くとともに、他大学・研究機関等とも密に連携して取り組みを強化促進しています。どうぞ高度化を進める技術職員らの挑戦にご期待ください」とコメントしました。
 医工系コースでは、本年度、過去最多となる6人の入学者を迎えました。今後も受講生の履修登録に合わせ、多様なカリキュラムを順次開講する予定です。
 本学総合技術部は、全学の技術職員の連携を深めるとともに、多様な研修プログラムを通じて技術職員のスキルアップを図り、開かれた地域中核・特色ある研究大学:岡山大学の研究・教育・臨床支援の強化を推進しています。今後も、地域と地球の未来を共創し、社会変革を実現する研究大学として挑戦を続ける岡山大学を支える技術職員の活動に、ぜひご注目ください。

※TCカレッジ
 東京科学大学(旧東京工業大学)が主導で行っている高度技術専門人財を養成するための仕組みで、高い技術力・研究企画力を持つ大学の技術職員や企業等の技術者を、テクニカルコンダクター(TC)として認定する制度です。本学もサテライト校として参画し、「医工系コース」を開講しています。

<参考>
TCカレッジ医工系コース上級カリキュラム「令和8年度医工講究」~技術職員の高度専門人材への取り組みについて~ - 国立大学法人 岡山大学
令和7年度TCカレッジ認定式・医工系TCコース初のTC2人が認定、TM課程5人も認定 - 国立大学法人 岡山大学


【本件問い合わせ先】
岡山大学総合技術部(医工系コース担当)
楢崎 正博 E-mail:narasa-m◎cc.okayama-u.ac.jp
塚野 萌美 E-mail:tsuka_m◎okayama-u.ac.jp
    ※◎を@に置き換えてください。
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