国立大学法人 岡山大学

LANGUAGE
ENGLISHCHINESE
MENU

工学部環境マネジメントコース2年生が実行委員を務める小学生対象の公開講座「トンボの学校」を開催

2026年08月04日

 7月26日、工学部環境マネジメントコース2年生7人が実行委員を務める公開講座「トンボの学校:岡山大学でトンボを採って種類や生態を学ぼう!」を開催しました。今年度は申し込み受付開始当日の早々に定員に達するなど、地域から高い関心が寄せられました。環境マネジメントコース生が実行委員を務める体制となって今年で3年目を迎え、地域の子どもたちや保護者に親しまれる人気講座として定着しつつあります。当日は、小学生40人、未就学児6人、保護者33人の計79人が参加し、本学の自然環境を活用した体験学習を楽しみました。
 開講式では、「トンボの学校」の校長を務める学術研究院環境生命自然科学学域の西村伸一教授(環境マネジメントコース長)があいさつを行いました。西村教授が童謡「とんぼのめがね」を歌うと、参加した子どもたちも一緒に合唱し、会場は大いに盛り上がりました。
 本講座は、岡山大学工学部「誕生池生物多様性保全プロジェクト委員会」が主催し、工学部環境マネジメントコース、株式会社ウエスコ、公益財団法人岡山県環境保全事業団が共催、岡山市教育委員会の後援のもと実施しました。参加者は、本学の学内水循環施設「誕生池」において、株式会社ウエスコの貸谷康宏氏(本学卒業生)の指導のもとでトンボ採集を体験しました。今年は例年以上に多くのトンボが飛び交い、子どもたちは次々とトンボを採集することができました。夢中になって網を振りながら採集を楽しんだ後は講義室に戻り、捕まえたトンボの種類や特徴、生態について学びました。
 また、環境理工棟の講義室では、「きみも生きもの博士!観察の『め』を育てよう!」、「顕微鏡で生きものを観察しよう!」、「夏の青空へ飛び出せ!きみの色でぬるトンボ工房」の各企画を実施しました。参加者は、さまざまな生きものや自然環境について楽しみながら学び、理解を深めました。
 講座の最後には、環境マネジメントコース2年生が企画した「真夏のクイズ王はだれだ!? トンボ&岡大の○×クイズ大会」を開催しました。実行委員の学生が司会を務め、トンボの生態や岡山大学に関する問題に加え、西村校長にまつわる問題も出題されました。正解が発表されるたびに大きな歓声が上がり、会場は大いに盛り上がりました。
 閉講式では、実行委員長を務めた工学部環境マネジメントコース2年生の松浦日向子さんが、「今日学んだことをきっかけに、これからも身近な生きものや岡山大学に興味を持ってください」と子どもたちにメッセージを送りました。参加した保護者からは「子どもが大学生のお姉さん大好き状態になった!」との声も寄せられ、学生実行委員と子どもたちとの交流が印象に残る公開講座となりました。
 環境マネジメントコースでは、自然科学や生態学の視点と工学的な手法を融合し、人と自然が調和する地域環境のあり方について教育・研究を行っています。近年は、河川や水路などの整備においても生物多様性への配慮が重視されており、生態学と工学を結び付けた「応用生態工学」の知見が求められています。本講座は、そうした学びを地域の子どもたちへ発信する機会として実施しており、環境マネジメントコース生が主体的に活躍し、学びの成果を地域へ還元する特色ある教育活動となっています。

【本件問い合わせ先】
学術研究院環境生命自然科学学域(工)
教授 中田和義
E-mail:nakatak◎cc.okayama-u.ac.jp
    ※◎を@に置き換えてください

年度