国立大学法人 岡山大学

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研究と産業のつながりを現場で実感 ~フェニテックセミコンダクター株式会社で工場見学を実施~

2026年10月19日

 岡山半導体研究教育推進委員会は9月29日、フェニテックセミコンダクター株式会社本社岡山第1工場(岡山県井原市)を訪問し、本学の理学部・工学部、大学院の学生15人と教職員が半導体製造の現場を見学しました。 同社は、半導体製造の前工程を担うファウンドリメーカーとして、シリコン(Si)や炭化ケイ素(SiC)を用いたウェハー加工を手がけ、顧客のニーズに応じた製品開発や受託製造を展開しています。
 見学に先立ち、工程の説明と自社製品ならではの独自の技術力について説明がありました。説明では、新たな製品開発の「きっかけ」を見いだす調査活動や、既存製品の課題解決に向けた取り組みが紹介されました。学生たちは、高い技術力だけでなく、顧客の課題に真摯に向き合い、責任感と誇りを持ってモノづくりに取り組む技術者の姿勢に強い関心を示し、熱心に耳を傾けていました。
 続く工場見学では、高校で学習した光の「干渉色」により、見る角度や膜厚によって虹色に変化するウェハーの様子や、感光を防ぐために半導体工場特有のイエローランプ(オレンジ色の照明)が用いられている理由、自動外観装置による品質管理など、現場ならではの具体的な解説を受けました。参加した学生からは「全工程が自動化されていると思っていた」、「半導体製造は、日本のモノづくり技術の結晶であると感じた」、「同社の技術力を強みに顧客ニーズに柔軟に対応している点が印象的だった」との声が寄せられ、積極的な質疑応答が交わされました。
 見学後のアンケートでも、「自分の研究分野が半導体産業を支える一端を担っていることに気付いた」、「研究で培った知識や技術が製造現場でも生かせると感じた」、「働くイメージが湧き、就職先として興味を持った」など高い満足度が示され、専門分野と社会とのつながりを実感し、研究や将来のキャリアを具体的に考える貴重な機会となりました。
 
 岡山半導体研究教育推進委員会は、産学連携による実践的な学びの機会として、同様の工場見学(第2弾、第3弾)を10月末および1月に計画しています。詳細な日程や募集要項については、当委員会の公式Webページにて順次ご案内いたします。


【本件問い合わせ先】
岡山大学大学院環境生命自然科学研究科
岸田 由記江
E-mail:y-kishida@okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。

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