本学の学内研究拠点「光創ネクサス」は、10月5~9日、韓国の国立公州大学校、韓国科学技術研究院、成均館大学校を訪問し、研究交流を実施しました。今回の訪問には、学術研究院環境生命自然科学学域の福田伸子教授、大久保貴広教授のほか、学生、学術研究コーディネーターが参加し、共同セミナーや研究室見学などを通じて、研究者間の連携強化と学生の国際的な視野の拡大を図りました。
10月6日には、国立公州大学校のKNU International Conference Roomにおいて、「2026 KNU-OU Joint Seminar on Photofunctional Materials(光機能性材料に関する共同セミナー)」が開催されました。本セミナーは、福田教授と公州大学校のハン・ミナ(Mina Han)教授の共同企画によるもので、公州大学校の関連部局と光創ネクサスの共催です。今年2月に福田教授が本学で開催された光創ネクサスセミナーに、ハン教授を講師として招いたことをきっかけに、持続的な研究連携と国際研究ネットワークの構築を目的として、今回の国際共同セミナーが実現しました。
セミナーでは、大久保教授が「ナノ空間に閉じ込められた分子・イオンの分光研究」、福田教授が「プラズモニックセンシング界面の設計と概念」について、それぞれの研究内容を紹介しました。また、公州大学校からは、イ・ギョンソク(Kyung Suk Lee)教授、チェ・ジヌ(Jin Woo Choi)准教授、ポン・ソンユル(Sungyool Bong)准教授が、光を利用した生体計測技術、ウエアラブルデバイス、電池材料に関する最新の研究内容をそれぞれ紹介し、活発な質疑応答や意見交換が行われました。
学生セッションでは、岡山大学の学生4人と公州大学校の学生3人が英語による口頭発表を行い、互いの研究成果について議論を深めました。また、発表した学生には優秀発表賞が授与され、学生にとっても海外で研究成果を発信する貴重な経験となりました。
今回の共同セミナーは、公州大学校の公式ニュース「KNU HOT News」に掲載されたほか、モビック経済(Mobic Economy)など複数の報道機関でも取り上げられました。韓国国内でも、両大学による光機能性材料分野の学術交流と国際共同研究に向けた取り組みが紹介されました。
さらに、韓国科学技術研究院(KIST)全北複合素材技術研究所および成均館大学校を訪問し、カーボン材料の製造・加工や、半導体デバイス製造に関する技術紹介を受けるとともに、研究開発の設備見学や研究者との意見交換を実施しました。これらの訪問を通じ、韓国における先端材料の研究開発動向を知るとともに、今後の研究連携に向けたネットワークを構築しました。
今回の韓国訪問は、光機能性材料をはじめとする先端材料分野での研究交流を深めるとともに、学生が海外の研究環境に触れ、国際的な視野を広げる貴重な機会となりました。
光創ネクサスは今後も、「光」を軸とした分野横断的な研究活動を推進し、今回の交流で築かれた人的ネットワークを生かしながら、継続的な学術交流や国際共同研究の創出、若手研究者の育成に取り組んでいきます。
【関連リンク】
1. 国立公州大学校(KNU HOT News)(2026年10月8日)
2. モビック経済(Mobic Economy/모빅경제)(2026年10月8日)
3. 中道日報(중도일보)(2026年10月8日)
4. 在外同胞新聞(재외동포신문)(2026年10月8日)
5. メガ忠清ニュース(메가충청뉴스)(2026年10月8日)
6. ABCニュース(ABC뉴스)(2026年10月8日)
7 国立公州大学校(Kongju National University)
8 韓国科学技術研究院全北複合素材技術研究所(KIST Jeonbuk Institute of Advanced Composite Materials)
9 成均館大学校(Sungkyunkwan University)
【お問い合わせ先】
岡山大学 研究・イノベーション共創機構
学術研究コーディネーター 彭子澴、主任URA 畑中耕治
Email: peng-zixuan◎okayama-u.ac.jp、koji.hatanaka◎okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。
「光創ネクサス」韓国の3研究機関を訪問し、国際研究交流を実施-公州大学校との共同セミナーを韓国の複数メディアが紹介
2026年10月22日