本学が事務局を務める岡山大学研究協力会は10月28日、津島キャンパスの共創イノベーションラボ「KIBINOVE」で、学生が岡山の仕事や企業を知る交流会「おかワク!~岡山の仕事・企業を知る交流会~」を初めて開催しました。製造業、IT、建設、小売、マスコミなどの県内企業28社がブースを出展。2部構成で開催した交流会には学生約100人が参加し、企業の社員と直接交流しました。本交流会は、学生が企画から運営までを主体的に担い、就職活動前の学生と地域企業との新たな出会いの場をつくったものです。
(主催:岡山大学研究協力会、協力:おかやま地域未来共創プラットフォーム(OLIVE・設立準備中)、運営:株式会社CraftZone・岡山大学研究協力会インターン学生)
岡山県では進学・就職期の若者の転出超過が続く一方、県内には世界トップシェアの製品を持つものづくり企業をはじめ、魅力ある企業が数多く所在しています。本交流会は、学生が地元企業を「知らないから選べない」という課題を解消し、就職活動が本格化する前から地域の企業と出会う機会をつくることを目的としています。会社説明会ではなく「岡山のWorkを知って『ワクワク』しよう」をコンセプトに、学生が自由に企業ブースを巡り、途中参加や退出もできる形式を採用。大学1、2年生も気軽に参加できる交流会としました。
本交流会の大きな特徴は、企画から当日の運営までを学生が主体となって担ったことです。学生が立ち上げた株式会社CraftZoneと、岡山大学研究協力会でインターンシップに取り組む本学学生が中心となり、出展企業への案内やブース配置、配布資料の作成、当日の受付・進行までを手がけ、学生自身の視点を取り入れ、企業と学生が自然に交流できるよう工夫しました。
会場には企業ブースに加え、各社が3分間で自社を紹介し、学生がQRコードを通じて匿名で質問できる「企業の3分トーク」、社員と学生がボードゲームを楽しみながら、仕事を選んだ理由などを気軽に語り合う「ボードゲーム交流コーナー」、先輩学生が後輩の相談に応じる「インターン相談ブース」を設けました。会場の各所で学生と企業の会話が弾み、活気ある交流の場となりました。
もう一つの特徴が、企業ブースごとに実施した匿名アンケートです。学生が各ブースで感じた印象や関心をQRコードから回答し、その結果を企業にフィードバックする仕組みを取り入れました。また、所定の数のアンケートに回答した学生には特典を用意し、より多くの企業ブースを訪れるきっかけをつくりました。これにより、学生が幅広い地域企業を知る機会となるだけでなく、企業にとっても、就職活動前の学生の率直な声や関心を把握できる機会となりました。
参加した学生からは「就活は楽しくなさそうだと思っていたが、いろいろな会社があることを知り、もっと知りたくなった」、「早めに知っておくと選択肢が広がる」といった声が聞かれました。また、企業の採用担当者からは「就活モードではない素の学生と話ができるのはいい機会」、「早い段階で会社を知ってもらい、親近感を持ってもらえる場を待ち望んでいた」といった声が寄せられ、学生と企業の双方から好評を得ました。
本交流会は、文部科学省「地域構想推進プラットフォーム構築等推進事業」に採択された取り組みにより設立準備が進められている「おかやま地域未来共創プラットフォーム(OLIVE)」の協力を得て開催しました。OLIVEは、2040年の岡山を担う人材を地域で育てることを目指す、産学官金言の連携体制です。
また、1995年に発足した岡山大学研究協力会では、従来の共同研究支援を中心とした活動に加え、地域企業と学生との接点を生み出すコミュニティとしての機能強化を進めています。本交流会はその第一歩となる取り組みであり、学生と企業が相互に理解を深め、新たなつながりを築く機会となりました。
本学は今後も、学生が岡山の企業と「ワクワク」しながら出会える機会を地域とともにつくり、若者が岡山で学び、働き、暮らす未来の実現に向けて取り組んでいきます。
▼岡山大学研究協力会ホームページ(メンテナンス中)
※下記から交流会の模様をご覧いただけます。
・「早めに知っておくと選択肢が広がる」「素の学生と話ができるのはいい機会」 岡山大学で学生と地元企業との交流会(RSK山陽放送)
・就活本格化前の大学生が岡山県内企業の採用担当者らと交流 就職活動のアドバイスも
【本件問い合わせ先】
研究・イノベーション共創機構 産学官連携本部 舩倉
TEL:086-251-8466
Email: co-creation◎adm.okayama-u.ac.jp
※@を◎に置き換えています。
岡山のWorkを知って「ワクワク」しよう―学生が企画・運営する企業交流会「おかワク!」を初開催 就職活動前の学生と地域企業が気軽に交流
2026年10月30日