国立大学法人 岡山大学

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トヨタ自動車OBらが講義 「ものづくり経営論」を開講

2013年05月15日

 本学は平成25年度前期セメスターで、経済学部と工学部が連携する初の文理融合型科目「ものづくり経営論」を開講しました。未来のものづくりを担う学生に、世界トップレベルの製造業企業であるトヨタ自動車OBらが作り過ぎや運搬、動作などにおける7つの無駄をなくす「トヨタ生産方式(TPS)」について講義。講義は4月10日から始まり、企業の競争力向上を支えるシステムや徹底した管理体制を分かりやすく解説しています。
 同科目は経済学部と工学部の共通科目で、昨年同社の元役員がトヨタ流の経営手法を紹介し、好評だった「ものづくり経営セミナー」の発展形。TPSを社内外で推進、指導してきた元取締役の好川純一氏(トヨタ紡織特別顧問)、同社能率管理担当OBの小川和穂氏、同社TQM推進部の古谷健夫氏、本学経済学部の清水耕一教授、工学部の谷口秀夫教授らがオムニバス形式でTPSの基本的な考え方や実践、原価管理、能率管理、製品開発などについて講義します。全15回の講義で、製品開発から生産・販売までのバリューチェーン全体にまたがる原価管理の体系、製造部門における原価・能率管理と品質管理の仕組みと実際、生産性向上・付加価値増大を進めるTPSによる企業経営の実際について学びます。
 毎週水曜日、津島地区の法文経講義棟20番教室で16時15分~17時45分(第5限)開講。両学部のほか、理学部、法学部、文学部から286人が受講しています。TPSに関心のある一般の方も無料で聴講いただけます(事前の申し込みは不要)。

講義シラバスはこちら

【本件問い合わせ先】
岡山大学経済学部教育研究支援室
TEL:086-251-7552

(13.05.15)


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