1月28日、ハイチにて地震被災者の緊急医療支援にあたっていた岡山大学病院救急科の朴(ボク)範子医師が帰国し、岡山市のAMDA本部にて記者会見を行いました。
今回の派遣は、AMDAからの包括連携協定にもとづく本学への医師派遣要請に応じたもので、朴医師は、1月20日に菅波茂AMDA代表とともに岡山を出発。ドミニカ共和国にあるハイチとの国境の町ヒマニにて医療支援活動を行い、1月28日に帰国しました。
朴医師は、現地の状況について、「日本であれば切断しなくて済むような怪我や骨折でも、命を取り留めるためには、四肢を切断しなければならないというケースが多く見られました。子どもの被災者も多く、今後はリハビリや心理療法なども必要になることが予想されます」と述べ、引き続いての支援の必要性を訴えました。
本学は、今後もAMDAと連携し、ハイチの一日も早い復興に向け、被災者支援の活動を継続していきます。
今回の緊急医療支援活動の詳細については、下記AMDAホームページをご参照ください。
http://amda.or.jp/
写真:AMDA提供
【本件問い合わせ先】国際センター TEL 086-251-7048
朴医師がハイチ地震被災者に対する緊急医療支援活動から帰国
2010年02月02日