本学若手研究者キャリア支援センターは、企業への就職や進学を目指すポスドクや博士課程大学院生を対象とした講演会「博士人財の活躍のために」を7月17日、津島地区の一般教育棟で開催しました。
　早稲田大学博士キャリアセンターの朝日透センター長が博士人材の指導について講演。研究に没頭する学生に、就職活動やキャリアデザインについて考える時間を持つよう勧めたり、主体的に自らのキャリアパスを考えることができる環境を整えるなど研究室の運営方法次第で、学生の能力を高め、研究室を活性化することができると訴えました。多くの博士人材が活躍する日本アイ・ビー・エム株式会社の加藤直子氏は、自らの経験を交え、グローバル企業で求められる人材について話しました。
　続いて、朝日センター長や加藤氏、本学教員ら5人のパネリストが「博士人財の活躍のために」をテーマにパネルディスカッション。本学教職員やポスドク、学生、他大学教職員ら約70人も交え、大学と企業ができることについて熱心に議論しました。
　若手研究者キャリア支援センターでは、ポスドクや博士課程大学院生を対象にした講演会を平成23年度から年2回程度開催しており、今回が3回目です。

【本件問い合わせ先】
学務部学生支援課
TEL：086-251-8345

(13.07.19)