国立大学法人 岡山大学

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異分野融合先端研究コアシンポジウムを開催

2010年03月10日

 3月8日、自然科学研究科棟大会議室にて異分野融合先端研究コアシンポジウム「Symposium: Okayama University RCIS-2010」を開催しました。
 本学では、将来の革新基幹技術となりうる異分野融合新領域創出を研究の重点と位置づけ、文部科学省・科学技術振興調整費「若手研究者の自立的環境整備促進事業」の支援を受け、若手研究者が自立して異分野融合研究領域の創出を行う研究組織「異分野融合先端研究コア」を平成20年に設置し、異分野融合を担う若手研究者の育成のための制度改革を推進しています。
 このシンポジウムは同コアの研究成果を発表するもので、学生・教職員らのべ90人が参加しました。テニュア・トラック教員10名と共同研究者5名がそれぞれ、分子遺伝学とコンピュータ科学の融合により、コンピュータ上で生命を構築する「コンピュータ生物」や再生生物学、進化科学、細胞工学を融合し、サンショウウオなど両生類の四肢再生能力の研究成果を用いて人間の四肢再生に挑む「生体再構築」などユニークな研究を発表し、参加者と真剣な討議を行いました。
 研究発表終了後には、佐藤正明・東北大学大学院医工学研究科長による特別招待講演が行われ、活発な質疑応答がなされました。
 シンポジウムの最後には、懇親会が行われ、曽良副学長をはじめ、テニュア・トラック教員、共同研究者、メンター教員など約40名が一堂に会し、日常の研究生活など多種多様な話題について話し合い、ときに笑いが起こるなど、会場は大いに盛り上がりました。
 このシンポジウムは、来年度も開催する予定です。

「異分野融合先端研究コア」の詳細については、以下のURLをご参照ください。
http://rcis.vbl.okayama-u.ac.jp/

【本件問い合わせ先】
異分野融合先端研究コア事務局 TEL 086-251-8701 FAX 086-251-8705

年度