国立大学法人 岡山大学

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技と伝統の継承のメカニズムのワークショップを開催

2013年10月16日

 本学大学院教育学研究科の寺澤孝文教授(認知心理学)の研究室とリサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室は、伝統技術と研究活動の継承について、その共通点を探る異分野ワークショップ「技と伝統の継承のメカニズム ~酒造りの技と伝統を科学でひも解く~」を10月6日、岡山市の後楽園で開催しました。
 本学の研究者と岡山県酒造組合、岡山県下の杜氏・蔵人らがコラボレーションし、一般にはなかなか知られていない酒造りの技と伝統について説明。本学の山本進一研究担当理事による日本の森と酒作りの接点についての講演や、知的障害者が特定の領域で優れた能力を示すサヴァン症候群と同様の驚異的な記憶能力を誰もが持っているという最新の研究成果と酒造りの技をからめた寺澤教授の講演があり、参加者らは伝統とアカデミアの異分野を融合させる試みを熱心に聴講しました。
 本学のオリジナルブランド日本酒「おお岡大」の試飲もあり、大学院環境生命科学研究科の神崎浩研究科長が、農学部附属山陽圏フィールド科学センターで栽培した「アケボノ」を100%使用した濃醇な味わいについて説明しました。
 本学では、研究力推進の一環として、異分野とのコラボレーションの場を広く社会に提供し、存在感のある「リサーチ・ユニバーシティー(研究大学):岡山大学」を目指していきます。

【本件問い合わせ先】
大学院教育学研究科寺澤研究室
TEL:086-251-7714

(13.10.16)


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