国立大学法人 岡山大学

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教育学研究科シンポジウムを開催

2010年04月01日

 3月27日、大学院教育学研究科は、「教員養成の明日を築く」と題したシンポジウムを開催しました。
 このシンポジウムは、教員養成コア・カリキュラムで学んだ学部生の卒業および教職大学院第1期生の修了を期に、本学の教員養成カリキュラムについて社会に広く発信し、総合大学におけるこれからの教員養成のあり方を見直す機会とするため企画されたもので、藤原章夫文部科学省高等教育局大学振興課長、門野八洲雄岡山県教育委員会教育長をお招きし、千葉喬三学長をはじめとする教職員・学生ら約120名が参加して行われました。
 最初に、教職大学院の現役院生、住野好久教授、渡邊淳一准教授が本学教職大学院の現状報告を行い、続いて、天笠茂千葉大学教授、高橋香代本学教育学研究科長、高岡信也島根大学教育学部長、小井土由光岐阜大学教育学部副学部長が各大学における教員養成の取組状況について報告しました。
 その後、各報告を踏まえてのディスカッションが行われ、質の高い教員養成のあり方について、到達目標や評価基準の共有化と明確化、教育実践力の捉え方、大学における実践研究力の必要性などについて熱心なディスカッションがなされました。
 参加者は、教員養成における課題解決への方向性を得ることができた、今後もこのようなシンポジウムを定期的に開催し議論を深めたいと口々に語るなど、有意義な催しとなりました。

【本件問い合わせ先】教育学系事務部 TEL:086-251-7584

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