国立大学法人 岡山大学

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特別展示「鹿田発掘30年 弥生時代を語る」始まる

2014年02月12日

 本学鹿田地区の鹿田遺跡発掘30年を記念し、同遺跡の出土品を展示する「鹿田発掘30年 弥生時代を語る」が2月7日、岡山シティミュージアムで始まりました。期間は2月23日までです。
 本学と同ミュージアム、岡山県古代吉備文化財センターが開催する本展示には、鹿田遺跡から出土した人の顔を描いた土器や、柱やはしごなどの建築部材(津島遺跡)、弥生時代最大級の楯築墳丘墓(倉敷市)に置かれていた特殊器台など、岡山地域から出土した約800点の貴重な品が並びます。弥生時代の鹿田ムラを縮小して再現した床面展示は、住居や井戸、土器を捨てた土抗の位置が正確に再現され、遺跡を体感できる展示になっています。その他、時代は異なりますが、鹿田遺跡から出土した世界最古の猿駒曳の絵馬も、速報展示としてみることができます。
 開会式典には、本学の森田潔学長をはじめ大森雅夫岡山市長ら関係者約30人が出席。本学埋蔵文化財調査研究センターの山本悦世教授が、「鹿田遺跡を中心に岡山地域全体を見渡せる展示。今回が初出となる美しい玉類やこれまでの調査・研究成果の展示もあり、さまざまな年代・分野の方に楽しんでいただきたい」と話しました。
 期間中、弥生土器のオリジナルグッズを作成するワークショップや考古学調査員と話す「コウコガク・カフェ」、鹿田遺跡マスコットキャラクターの決定イベントなどが予定されています。

本展示会の紹介動画はこちら

【本件問い合わせ先】
埋蔵文化財調査研究センター
TEL:086-251-7290

(14.02.07)

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