国立大学法人 岡山大学

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研究広報戦略ワークショップⅡを開催

2014年03月18日

 本学リサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室は、岡山大学の研究力の強みのひとつ、「光技術分野」を広く社会に発信する方策を探る「研究広報戦略ワークショップⅡ-記者と共に革新的光技術のイノベーション創出を探る-」を3月4日、本学津島キャンパスで開催しました。
 株式会社化学工業日報編集局グリーンイノベーショングループの加藤木学記者が来学。同分野における本学の研究テーマである、大学院自然科学研究科野原実教授の超伝導、同研究科池田直教授の酸化鉄太陽電池、同研究科紀和利彦准教授のテラヘルツ波による測定装置、大学院環境生命科学研究科比江島慎二准教授の振り子式潮流発電の研究現場を紹介し、こうした革新的な研究を社会にどのように伝えればより良いインパクトを与えるかを議論しました。加藤木記者は、「研究者は難しい言葉を使いがちだが、“誰もが理解できる言葉を使う”という点は、研究者にも記者にも共通する課題」と話し、本学の最先端研究の広報について、研究者らと熱心に対話を繰り広げました。
 本学は、文部科学省が昨年8月に選定した「研究大学強化促進事業」の支援対象大学(国内19大学)です。世界で研究の量、質ともに存在感を示す「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」につながる積極的な研究推進・研究力向上を実施しており、今回のワークショップの成果も研究大学運営に活かしていきます。
 本ワークショップは、今年度本学が採択された文部科学省のCOI STREAM「大学等シーズ・ニーズ創出強化支援事業(イノベーション対話促進プログラム)」の一環で実施され、対話した各研究テーマは順次、化学工業日報に掲載される予定です*

*岡山大 振り子式流力発電装置の実用化めど 75%のエネ取得率. 化学工業日報, 第22790号, 2014年3月7日に掲載。

【本件問い合わせ先】
岡山大学リサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室
TEL:086-251-8919

(14.03.18)

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