本学は、環境科学分野における国際協働研究の戦略を立てるため、5月7日、フィンランド国立環境研究所のティモ・フットラ(Timo Huttula)リサーチ・ディレクター・教授と「第14回フューチャーセッション」を本学工学部1号館で開催しました。
水環境分野の研究を専門とするフットラ教授は、豊富な経験をもとに様々な話題を提供。本学教員11人と環境科学分野の国際戦略の構築・実践について、活発な議論を行いました。
フィンランド国立環境研究所は、アジアを含む世界中の国々の研究機関との協働を積極的に進めており、フットラ教授は、独立行政法人日本学術振興会(JSPS)とフィンランド科学アカデミーによる二国間交流事業において、本学大学院環境生命科学研究科の研究グループと両国に共通する水環境分野の問題について共同研究を実施しています。
本学は、昨年8月に文部科学省が選定した「研究大学強化促進事業」の支援対象大学(国内19大学)です。世界で研究の量、質ともに存在感を示す「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」につながる積極的な研究推進・研究力向上を実施しており、その中でも国際研究機関との研究連携・共同研究は非常に重要です。今回のセッションの成果も研究大学運営に活かしていきます。
※本学が開催する「フューチャーセッション(Future Session)」とは
次世代シーズ・ニーズ創出を探るとともに、未来について多様な立場から解決すべき問題を提起し、少人数で活発な対話を通してより良い未来を実現する解決策を構築するセッションのことです。
※過去3回の岡山大学フューチャーセッション
第11回(テーマ「植物力と生物力」)はこちら
第12回(テーマ「革新的光技術」)はこちら
第13回(テーマ「科学技術政策」)はこちら
FaceBookでも紹介しています
【本件問い合わせ先】
大学院環境生命科学研究科 教授 水藤寛
TEL:086-251-8820
(14.5.27)