国立大学法人 岡山大学

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講演会「アベノミクスで日本人は幸せになれるか」を開催

2014年06月09日

 本学経済学部の教員と学生でつくる岡山大学経済学会は、講演会「アベノミクスで日本人は幸せになれるか」を6月4日、創立五十周年記念館で開催しました。同会は、毎年学外から著名な研究者を招いて講演会を開催しています。
 同会の岡本章会長(大学院社会文化科学研究科教授)と松本俊郎経済学部長のあいさつに続いて、京都女子大学客員教授・京都大学名誉教授の橘木俊詔氏が、第2次安倍内閣の経済政策、アベノミクスについて講演。当初は成功の兆しがあったものの、一年半が経過した今、成果が不透明になっているとし、「幸せ」の観点から安倍政権の成長戦略を再検討しました。講演会は、会場の金光ホールと別会場の大会議室を同時中継し、学部学生ら約500人が聴講。参加者らは熱心に聞き入り、活発な質疑応答を行いました。
 岡本会長は、「すべての質問に対応できないほど多くの質問がありました。これは、講演内容がいかに興味深いものであったのかを示す出来事と言え、出席した学生らには、今後も経済社会の問題に幅広く関心をもち、自ら考え、自分の意見を主張できるようにしてほしい」と話しました。

【本件問い合わせ先】
岡山大学経済学会
TEL:086-251-7552

(14.06.09)

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