国立大学法人 岡山大学

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事業実施機関として本学から3課題採択予定 経済産業省「医工連携事業化推進事業」

2014年08月19日

 経済産業省の「医工連携事業化推進事業」に8月1日、事業実施機関として本学から3課題が採択されました。
 本事業は、日本が誇る「ものづくり技術」を活かした開発・実用化を推進することで、国内の医療機器産業の活性化と医療の質の向上を実現しようとするものです。また、医工連携による医療機器開発の実証を通して、事業化に向けた問題点を抽出・整理・分析。多様な臨床課題に迅速、柔軟に応えられる中小企業等の開発・参入しやすい環境を整備するものです。
 今回、136件の応募の中から18件が採択予定となり、そのうちの3件は本学が事業実施機関となります。
 本学は、平成25年8月に文部科学省が全国の大学・研究機関から選定した「研究大学強化促進事業」の支援対象大学(国内19大学)の一つであり、研究の量、質において世界的に存在感のある「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」を目指しています。また、岡山大学病院は平成25年4月に厚生労働省が選定した中国・四国地区唯一の「臨床研究中核病院」として、同地区の基幹病院とのネットワークを利活用した大規模な臨床研究や治験、基礎研究から臨床応用にいたる橋渡し研究(トランスレーショナル・リサーチ)を精力的に実施しています。また先日も、厚生労働省の「国産医療機器創出促進基盤整備等事業」に採択されています。これらの強みのさらなる融合とともに、そこからうまれ出るシーズとニーズの迅速なマッチングや先導的・革新的アイデアに基づくイノベーションの種をより早く社会実装につなげるよう研究を推進していきます。

<本学が事業実施機関となる採択予定事業について>
1・「高性能低コストマイクロポンプを用いた使い捨て薬液注入器の研究開発」
2・「感染防御機能を有する革新的骨スクリューの開発」
3・「接着性と硬組織誘導能を併せ持った世界初の高機能歯内療法用材料の開発・海外展開」
採択予定事業一覧(経済産業省):http://www.meti.go.jp/information/publicoffer/saitaku/downloadfiles/s140801004_01.pdf



【本件問い合わせ先】
1.大学院医歯薬学総合研究科(医学系)教授 森松博史
TEL:086-235-7778
2.大学院医歯薬学総合研究科(医学系)教授 松川昭博
TEL:086-235-7143
3.岡山大学病院新医療研究開発センター助教 吉原久美子
TEL:086-235-6504

(14.08.19)


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