国立大学法人 岡山大学

LANGUAGE
ENGLISHCHINESE
MENU

大学研究力強化ネットワーク全体会議開催 山本理事が研究大学のあり方を講演

2014年09月22日

 文部科学省の「研究大学強化促進事業」に選定された機関のうち、自然科学研究機構(NINS)や本学などでつくる「大学研究力強化ネットワーク」が9月3日、学術総合センター(東京都千代田区)で全体会議を開きました。
 NINSの佐藤勝彦機構長はネットワーク全体について、本学の佐藤法仁リサーチ・アドミニストレーター(URA)は、タスクフォースの取り組みについて、それぞれ報告。マスコミ関係者を交えた基調講演会では、本学の山本進一研究担当理事・副学長が「大学研究力強化ネットワーク構築の目的と背景」と題して話しました。山本理事は、「日本の研究力を支えるためには、トップの研究大学に注力した施策のみならず、それを支える裾野の広い研究大学群の育成の施策を講じ、国全体の研究力の底上げを図ることが重要」と、データを示しながら説明しました。
 本学は同ネットワークの運営委員として参画。また、同ネットワークを構成するタスクフォース(プロジェクトのためのチーム)の一つ「国際情報発信タスクフォース」の幹事機関を務めています。日本の研究力強化の促進のために、各機関と密に連携しながら国内外に向けて効果的な研究大学運営のあり方についての提言を発信していきます。

大学研究力強化ネットワーク*
 文部科学省「研究大学強化促進事業」に採択された22機関を中心として、大学の研究力強化を強く推進する機関に呼びかけ、賛同を得られた機関で構成されている(窓口:NINS)。各大学の個性・特徴を尊重しつつ、研究者-URA-事務担当者の三者の緊密な連携のもと、大学・研究機関の枠をこえて、大学の研究力強化および支援機能の拡大を図る方策に関する議論と情報交換を行い、「共同しておこなうべきところは共同して行う」という発想のもと、相互の連携の推進を図り、また、必要な施策について行政等に働きかけるなど、個々の大学の研究力強化に資する活動を行っている。
 また、研究力強化に関する具体的な取り組みについては、テーマ別のタスクフォースを置き、参加機関間で協議・連携する場としている。
 ・海外拠点を活用し国際プレゼンス向上・国際連携を促進するためのタスクフォース
 ・国際情報発信に関するタスクフォース
 ・URAの人材交流・キャリアパスに関するタスクフォース
 ・コンプライアンスに関するタスクフォース

【本件問い合わせ先】
岡山大学リサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室
TEL:086-251-8919

(14.9.22)


年度