国立大学法人 岡山大学

LANGUAGE
ENGLISHCHINESE
MENU

「植物力×異分野融合先端研究セミナー」を初開催

2015年02月06日

 本学資源植物科学研究所(IPSR)とリサーチ・アドミニストレーター(URA)執務室は1月15日、「植物力×異分野融合先端研究セミナー」を同研究所(倉敷市)で初開催しました。
 本学は植物ストレス科学光合成研究など、植物力に関する研究が盛んです。異分野融合先端コア(RCIS)といった異分野融合を特色とした研究も推進しており、多くの実績を残しています。
 セミナーは、「遺伝」にスポットを当て、異なる分野の研究者の知見を参加者らとシェア。既存の知見を深めることや新たな問題解決法の創出を目的に開催しました。東北大学東北メディカル・メガバンク機構の田宮元教授は、ヒト疾患遺伝子の統計解析からわかる最新知見と植物育種とのつながり、名古屋大学大学院生命農学研究科附属フィールド科学教育研究センターの土井一行准教授は、イネの遺伝子型決定の新たな解析手法を紹介。神戸大学大学院農学研究科附属食資源教育研究センターの山崎将紀准教授も、トウモロコシで提唱された新たな遺伝解析手法と大規模表現型評価法の最新の知見について話しました。
 参加した農学、理学、医学などの研究者や学生らは積極的に疑問点などを質問。熱心に議論を深めました。
 本学は、平成25年8月に文部科学省が日本のさらなる大学研究力向上や国際的な研究競争力強化等のために全国の大学・研究機関から選定した「研究大学強化促進事業」の支援対象大学(国内19大学)の一つであり、世界で研究の量、質ともに存在感を示す「リサーチ・ユニバーシティ(研究大学):岡山大学」を目指しています。今回のセミナーで得られた様々な知見を活かし、既存の研究の増強や新たな視点から得られた新研究を育成し、社会が抱える多様な問題の解決などに精力的に対応していきます。

【本件問い合わせ先】
岡山大学資源植物科学研究所 助教 最相大輔
TEL:086-434-1245

(15.02.06)


年度