国立大学法人 岡山大学

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アジア最大のバイオ展「ライフサイエンス ワールド 2015」に出展

2015年05月22日

 本学は5月13~15日、東京ビッグサイトで開催されたアジア最大のバイオ展/国際会議「ライフサイエンス ワールド 2015(第12回アカデミックフォーラム)」に出展。医療、創薬、生命医用工学など、7件の最先端研究成果を展示・発表しました。
 医歯薬学総合研究科の金惠淑准教授は「日本から発信する新しい抗マラリア薬」を発表。年間3~5億人が感染し、60万人を超える死者が出る薬剤耐性のマラリア感染症に有効で大量合成可能な新薬について説明しました。自然科学研究科の飛松孝正准教授は「カラム不要でシンプルな活性のあるタンパク質の究極の精製法」を紹介。低塩濃度で解離会合を調整できる会合タグを用いたタンパク質の精製法は、高純度の酵素を簡便かつ迅速に高回収でき、ラボレベルだけでなく、大量精製が必要な産業界においてもタンパク質や酵素の利用の拡大が期待できます。
 会場内のパートナリング商談ルームでは、研究に興味を持った製薬企業や医療・医薬関係団体と、技術移転や共同研究の実施に向けて精力的に意見交換を行いました。
 本学研究推進産学官連携機構は、研究成果の普及やさらなる進展、企業への技術移転の促進を図るため、今後も展示会への出展を積極的に支援していきます。

【本件問い合わせ先】
研究推進産学官連携機構 産学官連携本部
TEL:086-251-7112

(15.5.22)


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