国立大学法人 岡山大学

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「岡山大学若手職員塾」を開講 職員がスキルアップを目指す

2015年06月25日

 大学の発展を担う大学職員の役割を考え、実践する力を養成しようと、本学は6月18日、「平成27年度岡山大学若手職員塾」を開講しました。
 今年度は20~30代の12人が受講。若手職員塾の立ち上げに関わった職員が「若手職員塾ができた背景」を発表したほか、前年度塾生が、参加して得られたことや受講経験を現在の業務にどう活かしているか等についてフリップトークを繰り広げました。
 その後、門岡裕一事務局長が「大学改革について―予算・財務の視点から―」、社会文化科学研究科の黒神直純教授が「本学のSGU事業構想と育てる学生像」をテーマに講演しました。黒神教授は、「SGUをきっかけとして、自らの仕事をどう変えるか、自分は誰のために働いているのかを常に意識してほしい」と語りかけました。
 大学改革の必要性が高まる中、大学職員には、高度な情報収集に基づく企画立案や、教員とは違う視点で学生に気づきや自信を与えること、地域連携活動を通じて、大学と地域をつなぐ―といった役割が求められています。若手職員塾では、学内や他大学から講師を招いて講義を受けるほか、グループディスカッションやプレゼンテーションを通して、課題解決への道筋を考える試みに挑戦します。
 今年度のテーマは「地域における大学の役割」と「大学のグローバル化」。12月までにプレ回を含む計7回のプログラムで実施します。テーマ設定や各回の流れといった企画、運営は前年度塾生が自ら行っています。今年で4年目を迎え、延べ55人が受講しています。

※SGU…文部科学省の「スーパーグローバル大学創成支援」事業

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